イージスシステム納入
2025-01-16 13:32:03

ロッキード マーティン、イージス・システム用レーダー納入で日本との関係を一層強化

ロッキード マーティン、イージス・システム搭載艦向けAN/SPY-7(V)1レーダー納入



2025年1月16日、米国ニュージャージー州モーレスタウンからロッキード マーティンがイージス・システム搭載艦(ASEV)向けにAN/SPY-7(V)1レーダー・アンテナの第1面を防衛省に納入しました。この重要な納入は三菱商事が仲介し、直接商業売却(DCS)契約のもとで実現したものです。納入には厳格な出荷前試験が行われており、品質が確保されています。

ロッキード マーティンのマルチドメイン・コンバット・ソリューション担当副社長であるチャンドラ・マーシャルは、「今回のマイルストーンの達成は、当社が最先端技術を日本に迅速に提供する能力を示すものです」と述べています。今回のレーダー・アンテナは、今後モーレスタウン工場の生産試験センター(PTC-2)でASEV用イージス戦闘システムとの最終統合試験を受け、日本に納入される予定です。この統合試験を実施することで、艦載後のその他のシステムとの接続時のリスクが軽減され、納入時には最適なシステム性能が確保されます。

ロッキード マーティンは、日本国の安全保障達成を支援する立場であり、マーシャル副社長は「2025年に予定されている次のアンテナの納入に向けて、引き続き体制を維持する計画です」と述べることで、今後の取り組みへの意気込みを示しました。これにより、同社が日本に対して最先端技術を積極的に提供していることが明らかになり、「21世紀の安全保障」の実現にも寄与しています。

SPY-7:艦載用レーダー技術の革命



ロッキード マーティンのソリッド・ステート・レーダー技術、すなわちSPY-7は、艦載用レーダー能力の重要なブレイクスルーを示します。この技術により、運用者は厳しい脅威環境下でも迅速かつ正確な意思決定を行えるようになり、複雑化した弾道ミサイルや対空戦闘における脅威を迅速に探知・追跡・迎撃する能力を有しています。これにより、既存の迎撃兵器に対する複数の標的への同時対処が可能となります。

世界への技術展開



米ミサイル防衛局の長距離識別レーダーの成功を受けて、この共通レーダー技術はスペインのF-110マルチミッション・フリゲート艦やカナダの水上戦闘艦に配備が計画されています。また、可搬式陸上配備型のソリッド・ステート・レーダーが現在グアムに配置されており、その汎用性と応用の幅は非常に広いとされています。

企業のビジョン



ロッキード マーティンは革新的で高度な科学的発明を先導するグローバルな防衛技術企業です。当社の全領域における課題解決能力と「21世紀安全保障」に関するビジョンは、変革をもたらす技術の提供を加速し、顧客が即応体制を整えることをお約束します。詳しくは、ロッキード マーティンの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
日本ロッキード マーティン
住所
東京都千代田区
電話番号

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