コーセーが「D&I AWARD 2024」で新たな評価を受賞
株式会社コーセーは、職場のダイバーシティとインクルージョンを重視する日本最大の表彰イベント「D&I AWARD 2024」において、初めて準グランプリを獲得しました。この賞は、社員の多様性を尊重する企業の取り組みを評価するもので、コーセーは従業員数301人から3,000人の部門での受賞が特に注目されます。
さらに、同時に最高ランクの「ベストワークプレイス」にも認定され、これもコーセーとしては初めての快挙です。主催のJobRainbow社によると、「D&I AWARD」の参加企業数は2024年度で710社に上っており、その中で輝いた成果と言えます。
多様性に関する取り組み
「D&I AWARD 2024」は、ジェンダー、LGBTQ+、障がい、多文化共生、育児・介護といった5つの分野に焦点を当て、企業のダイバーシティ推進状況を客観的に評価します。多様性促進の取り組みは特定のスコアで評価され、その上位企業にはD&I AWARD大賞や準グランプリが授与されます。コーセーはその努力が認められた結果、今回の評価につながったといえます。
社内では、中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner」に基づき、さまざまな立場の人が活躍できる環境の構築を目指しています。このビジョンでは「社会的機会のあと押し」をテーマに、サステナビリティの戦略や人的資本の最大化を通じて取り組みを進めています。
具体的な施策と成果
2024年度には、多様なジェンダーに配慮したパートナーシップ制度の導入を行い、「コーセーDE&Iハンドブック」を用いた社員への啓発活動にも力を入れました。さらに、2024年度の男女育児休業取得率は100%という高水準を誇り、多様な家庭環境に配慮した制度が整っています。
コーセーの未来と展望
今後もコーセーは「多様性はイノベーションの源泉である」という理念のもと、全社員がDE&Iの重要性を理解し、個性豊かな社員が最大限に活躍できる職場環境の構築に努めていく計画です。そして、多様な価値観を尊重し合いながら、社員が力を発揮できる企業文化を目指します。これにより、イノベーションを推進し、さらなる業績向上を図る考えです。コーセーの取り組みは、他の企業にとっても良い手本となることでしょう。