産経新聞が新大学生をターゲットにしたPR施策
産経新聞社は、2023年4月9日(水)に行われた大阪教育大学の入学式において、新入生やその保護者を対象にPRプロモーションを実施しました。この取り組みは、若者層に新聞に対する興味を持ってもらおうとする試みであり、特に新聞を読む機会が少ない世代へのアプローチが特長です。
イベントの概要
このプロモーションは、大阪本社販売局と地元の専売店(藤井寺専売店と柏原専売店)が協力して行われました。当日、会場には大学生のインターンが作成したPRチラシと当日の朝刊をセットにした袋が500個用意され、新入生に配布されました。新入生たちはその場で新聞を広げたり、保護者と一緒に読む姿が見受けられ、その反応は様々でした。
一部の新入生は「新聞を読んだことがない」とこぼしましたが、保護者からは「今日は記念になりますね」、「子供の分ももらえますか?」という嬉しそうな声が聞かれました。この配布を通じて、新聞に対する関心が高まったことは間違いありません。
インターン生の貢献
イベントの主役として注目を集めたのは、インターンシップに参加している大学生です。彼らは自らの手で掲示物を作成し、プロモーション活動を通じて自らも成長しました。藤井寺専売店の岩切所長は、「大学生に直接PRするのは初めてで、非常に良い経験になった」と語り、「1人でも多くの方に産経のファンになってほしい」と願いを述べました。
新聞を知ってもらう機会に
柏原専売店の鶴田所長も努力を振り返り、「今回のPR活動を通じて、新たな読者を得られればいい」と希望を語りました。多くの学生が新聞を読んだことがないことは事実ですが、産経新聞を知っていると答える声もありました。このような活動を通じて、将来的に学校の先生を目指す学生たちが、教育の現場でも新聞を活用してくれることを期待しています。
将来への展望
今回の取り組みは、単に新聞を配布するだけではなく、若者たちと新聞の距離を縮め、触れ合う機会を持たせることが狙いです。新聞が持つ情報の価値や重要性を彼らに伝えることができれば、今後の社会において、より多くの人が新聞を手に取るようになるかもしれません。新聞社としてはこのような地道な活動が大切であり、次世代の読者を育てるためにも今後の取り組みに期待が寄せられます。