女性起業家支援を強化するSworkersが東京のスタートアップ戦略に参画

Sworkersが東京都の重点分野協定事業者に選出

株式会社Sworkers（スワーカーズ）は、東京都が推進するスタートアップ支援事業「TOKYO SUTEAM」において、2024年度の重点分野協定事業者に選ばれました。このプログラムへの参加により、Sworkersは短期間で急成長を目指す女性起業家を支援する新たなアクセラレーターを設立します。

この新しいアクセラレーターは、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルからの資金調達を目指す女性たちに特化しており、参加者が実際に起業するための実践的な支援を行います。また、2025年には、すでに起業を果たした女性や新たに起業を志す女性たち向けにスタートアップカンファレンスを開催し、それを通じて起業に関する知識やネットワークを広げていく計画です。さらに、スタートアップ企業への転職を考えている女性に向けたキャリアイベントや面談会も定期的に実施する予定です。

坂山社長の想い

Sworkersの代表取締役社長、坂山里帆は自身も女性起業家としての経験があり、スタートアップへの資金提供を行うベンチャーキャピタリストとして4年間活動していました。その経験から、彼女は「TOKYO SUTEAM」に協定事業者として選ばれたことを大変光栄に思っています。坂山は、多くの女性が抱える起業に対する不安や情報不足を解消し、実践的な支援を提供することに喜びを見出しています。

「女性には、起業をしたいけれども知識や経験が不足していると思い込んでいる方がたくさんいます」と坂山は語ります。「イノベーションの推進には、女性の力が不可欠です。今後、起業を志す女性たちにとって、起業の現状や資金調達の具体的な方法を学ぶ機会を設け、より多くの女性が自らの理想を実現できるサポートをしていきます。」

「TOKYO SUTEAM」の意義

「TOKYO SUTEAM」は、次代の産業の中核を担うスタートアップへの支援を目指しています。東京都は、世界的なスタートアップの競争が激化する中で、この新たな戦略を策定し、「10×10×10」という高い目標を掲げています。これは、東京発のユニコーン企業数を5年で10倍に増加させ、東京都内の起業数や共同実践数も同様に拡大させることを目的としています。

Sworkersは、この挑戦において女性起業家の支援を強化し、東京都のビジョンの実現に貢献していくことを目指しています。渋谷区に本社を置くSworkersは、スタートアップ企業に特化した人材紹介事業や女性起業家支援のアクセラレーター事業を展開し、2023年に設立されました。

まとめ

Sworkersの取り組みは、女性のスタートアップ起業を活性化させ、東京都が掲げる新たな産業の担い手の育成につながるものです。今後も、Sworkersはさまざまなイベントや支援を通じて、起業を目指す女性たちのチャレンジをサポートし続けます。このような新たな支援体制が、東京の生態系に新しい風を吹き込み、多くの成功事例を生むことを期待しています。