HAKKI AFRICA、ICC FUKUOKA 2025でグランプリを獲得
2025年2月19日、ヒルトン福岡シーホークで行われたICC(Industry Co-Creation)サミット FUKUOKA 2025内の「カタパルト・グランプリ」で、株式会社HAKKI AFRICAが見事グランプリに輝きました。このイベントは、様々なスタートアップの中から優れたプレゼンターが集結し、アイデアを競い合う一大イベントとして開催されました。
ICCサミット FUKUOKA 2025の意義
Industry Co-Creationサミットは、「ともに学び、ともに産業を創る」という理念のもと、400名以上の参加者が集まり、互いに学び合う場を提供しています。参加者は、朝から晩まで熱心に交流し、新たなビジネスチャンスの創出を目指します。このような環境の中で行われるカタパルト・グランプリは、過去のイベントや他の実績をもとに選ばれた上位入賞者たちによる、特に厳しい競争を経てのプレゼンテーションの場となります。
カタパルト・グランプリの概要
「カタパルト・グランプリ」には11名の登壇者が選ばれ、それぞれが7分間のピッチを行いました。グランプリの選出は、38名の審査員の投票によって決定され、その中でHAKKI AFRICAが頭角を現しました。このイベントは、新たなビジネスモデルや革新的な社会貢献活動を促進する場として、参加者全員にとってプラスとなる貴重な機会となっています。
HAKKI AFRICAの革新性
HAKKI AFRICAは、アフリカにおける金融アクセスの困難さを解決するために活動しています。多くのタクシードライバーは、銀行からの融資を受けるための書類や頭金を用意できないため、一般的に個人オーナーから車両をレンタルして事業を営んでいます。この現状に対抗するため、HAKKI AFRICAは独自のクレジットスコアリングシステムを開発し、機械的に与信審査を行うことでリスクを最小限に抑えています。
その結果、ケニアにおいて車両購入用のファイナンス商品を提供し、タクシードライバーや小規模事業者に新たな機会を提供しています。同社の活動は、「誠実に信用を築くこと」が、より豊かな人生を送るための鍵であるという価値観に基づいています。この信念は、金融アクセスのない新興国の人々に新しい信用の可能性を提供し、金融包摂の実現を目指しています。
HAKKI AFRICAの企業情報
株式会社HAKKI AFRICAは2019年に設立され、東京都港区芝浦にオフィスを構えています。同社の主な事業内容は、信頼性の高い信用スコアリング技術の構築やマイクロファイナンスの提供です。また、中古車担保によるファイナンス事業も展開しています。詳細な活動については、
HAKKI AFRICAの公式サイトをご覧ください。
HAKKI AFRICAの勝利は、スタートアップの新しい潮流を生み出す一歩となったことでしょう。これからもその成長を引き続き見守っていきたいと思います。