高千穂交易、CCSモジュールの販売を本格化
高千穂交易株式会社(総本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井出尊信、株式コード:2676)は、データセンター市場の拡大を見据え、CCS(Cell Connection System)モジュールの販売をスタートしました。これにより、自社製品の高付加価値化を実現します。
CCSモジュール販売の背景
同社は情報通信関連の各種ケーブルを取り扱っており、幅広い製品ラインを展開しています。最近のデータセンターにおける需要増加を受けて、2025年度から新たにCCSモジュールをメニューに加えることにしたのです。サーバーや通信機器、無停電電源装置(UPS)など、様々な機器において、バッテリーセルを利用した非常用電源の必要性が高まっています。このニーズに応える形で、販売を本格化する決定に至りました。
CCSモジュールの定義
CCSとは、温度センサーやバッテリーセル間接続を行うバスバーを一体化し、ハーネスやFPC(フレキシブル基板)によって組み合わせたモジュールです。これまで電気自動車のバッテリーパック用に実用化されており、電動モビリティのバッテリーパックや電力バックアップシステム(ESS)に幅広く適用されています。
CCSモジュールの特長
CCSモジュールの主な特徴は、バッテリーセルの温度および電圧のリアルタイム監視を行いながら、バスバーを介してバッテリーパックとセルを接続する機能です。また、省スペースでの設計が可能で、さらには全自動プロセスによる製品の精度を保証します。以下は一部の特性です:
- - 一体成型・フロー成型ブラケット
- - ハーネスタイプ・FPCタイプへの対応
- - アルミバスバーのカスタムオーダー
- - 全モジュールの温度管理機能を備えたトレーサビリティ
- - PACK・BMUデータだけでCCS設計に対応可能
- - 試作・小ロット生産に対応可能
- - 全自動熱圧着、全自動レーザー溶接、全自動CCD塗布、全自動CCS検査に対応
- - BMUハーネスの製作可能
今後の展望
高千穂交易は、データセンター向け電力貯蔵システムの需要増加を背景に、CCSモジュールの販売に注力する一方で、電動車両やヒューマノイドロボット、電動工具など、他の成長分野でも販売展開を図る計画です。2028年度にはこの製品による売上高を3億円に達成することを目指しています。
CCSモジュールに関する詳細
さらに詳しい情報や製品の詳細については、
こちらの公式サイトをご覧ください。
高千穂交易株式会社の紹介
高千穂交易は1952年に創業された技術商社であり、「技術の力と、人へのやさしさで、空間に『新しい必要』をつくる」という理念のもと、ビジネスセキュリティからエレクトロメカニクスに至るまで、多岐にわたる事業領域でサービスを展開しています。コンサルティングから設計、設置、保守に至るまで、ワンストップのサービスを提供し続けています。
公式ウェブサイト:
高千穂交易株式会社