新たな社員名鑑「talentbook」が企業の価値を高める時代へ進化

新時代の社員名鑑「talentbook」

2015年10月から提供を開始した「PR Table」は、社内交流や採用力強化を目的に1,000社以上の企業で活用されてきました。最近、プロダクト名を「talentbook」に変更し、新たな挑戦を始めています。この変更は、働き手の価値観が多様化する中で、企業が個人と信頼関係を築くことが一層重要となる背景から来ています。

特に、労働人口の減少やデジタルコミュニケーションの進化は、企業が社内報の役割を一新させる契機を提供しています。従来の社内報では、組織の活性化や自社の魅力を訴求することが主な役割でしたが、新たに登場したtalentbookは、社員一人ひとりを主役にし、企業の魅力を効果的に伝える新しいプラットフォームです。

talentbookの特徴と導入効果

talentbookは、従業員が自身のキャリアやスキルをアピールできる場を提供します。企業の経営者やHR部門は、社員の情報を集約し、社内外に公表することで、組織の透明性を高め、信頼関係の構築につなげることが可能です。これは特に、リモートワークが一般的になった現代において、社員同士のつながりを強める重要な要素となります。

また、talentbookはオウンドメディアとしての機能も備えており、自社の魅力を訴求する新しい手段としても活用できます。企業の文化や価値観を通じて、潜在的な応募者や顧客に向けて魅力を発信することが可能なのです。これにより、企業の採用活動やマーケティング戦略をより効果的に進める機会が生まれます。

資金調達と今後の展望

recentlyの資金調達により、talentbookはさらにマーケティングの強化とユーザー利便性の向上に注力することになります。投資先には、AT-Ⅱ投資事業有限責任組合やMSIVC2018V投資事業有限責任組合などがあり、多くの企業からの支援を受けることになりました。これにより、より多機能でユーザーに寄り添ったプラットフォームを目指します。

今後も「全ての関係性をフェアにする」という企業のミッションを掲げ、全社員がこの理念に基づいて活動を進めていく所存です。企業の持続可能な成長のために、talentbookによる新しい形の社員名鑑がぜひとも実現してほしいと期待しています。