春の訪れを感じる季節に、福岡・天神のイタリア料理店「リストランテKubotsu」では、期間限定の桜をテーマにした春の特別コースが登場しています。この特別メニューは、2025年4月末までの間、九州の豊かな食文化を反映した料理を楽しむことができます。料理長の窪津朋生氏は、九州各地から厳選した旬の食材を使い、桜の季節にぴったりな風味を大切にしながら、一皿ごとに料理を仕上げています。
春のコースの見どころ
「リストランテKubotsu」の春のコースは、毎年桜をテーマにした独自のメニューが特徴です。今年のメニューでは、桜のエッセンスを活かすために、料理に日本の出汁や桜の葉の塩漬けを巧妙に取り入れています。窪津氏は、"見た目や味わいはイタリア料理でありながら、日本の素材や技法を取り入れることで、さらなる深みを出すことを目指しました"と語っています。
おすすめ料理の数々
メニューの中でも特に注目すべき料理があります。まず、今村さんが提供するホワイトアスパラガスのタルトレットは、塩漬けされた桜の葉を使用したジュレと、下に隠れた生ハムやクリームチーズの絶妙な組み合わせが楽しめる一品です。食感の違いも相まって、アスパラガスの甘みが引き立ちます。
次に、産直鮮魚のソテーにブランチされた桜の葉のリゾットは、鹿児島県産のタケノコやアサリの出汁で炊き上げられたリゾットとともに楽しむことができます。細かく刻まれたトマトとハーブが香りを漂わせ、春の風味を存分に味わえます。
また、博多の“みつのか”を使用したデザートも楽しめます。見た目は本物の苺のようですが、実は飴細工。中には筑後市の特産品である苺とマスカルポーネが詰め込まれており、春の訪れを優しく表現しています。
地元の魅力を凝縮
リストランテKubotsuの魅力は、九州の旬の食材を集めたことで最大限に引き出されます。料理長の窪津氏は、地元の生産者との信頼関係を大切にし、直接足を運んで食材を厳選しています。高品質な食材を惜しみなく使い、地元の文化と季節感を背景にした料理を心がけています。
「私たちは、九州の食材が持つポテンシャルを信じています」と窪津氏は言います。彼の情熱は、コース料理一品一品に表れ、食への探求心を駆り立てています。
詳細情報
リストランテKubotsuの春のコースは、ディナーとして二つのコースが提供されており、各種料理とともに体験できる魅力的なプランが用意されています。提供コースの詳細は公式ウェブサイトにて確認できますので、予約をお早めにどうぞ。見逃せない九州の春の味覚を存分に楽しんでください。
リストランテKubotsu公式サイト
福岡・天神を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。バラエティ豊かな料理と共に、春の訪れを五感で感じられる特別な体験が待っています。