音量調整の新しいカタチ！「きこエール for TV」が登場

最近、テレビの音量で悩まされている方々に朗報です。聞こえをサポートする集音器ブランド「きこエール」を手がけるクロスブレイン株式会社が、テレビ視聴に特化した新型ネックスピーカー『きこエール for TV』のクラウドファンディングを開始しました。この製品は、特に人の声をより鮮明に聞こえるように設計されています。

『きこエール for TV』とは？

『きこエール for TV』は、2025年4月3日から2025年6月9日まで、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行予約販売されます。本製品は、テレビの音が聞き取りにくく感じる方や、家族から音量が大きいと指摘される方に最適です。さらに、早期に支援を行うことで早期割引のリターンも受けることができます。

どうしてテレビ用製品が必要なの？

集音器メーカーであるクロスブレインは、聞こえのサポートが必要な人々の日常における悩みを調査してきました。その中で、テレビから離れると音が聞こえづらくなる、音量が大きいと不快に思うとの声が多く寄せられました。『きこエール for TV』は、そうした悩みを解決するために開発された製品です。

オーディオ技術と難聴メカニズムの融合

このネックスピーカーは、単なるオーディオ製品ではなく、高度な音声技術が詰まっています。特に、難聴者特有の聞こえ方に対する深い知見を活かし、音がより聞き取りやすくなるよう作られています。製品には左右のスピーカー（径40mm）に加え、デュアルパッシブラジエーターを使用した2chサウンドシステムが搭載され、厚みのある音質を実現しています。

特徴的なサウンド設定

『きこエール for TV』は、加齢性難聴が影響する3000〜5000Hz帯域を重点的に強化しています。高さのある高音域が聞こえやすくなることで、特に人の声をはっきりと捉えることが可能です。具体的には、「サ」や「タ」などの子音の聞き取りをしやすくする機能が搭載されています。

ひと目でわかる便利さ

また、テレビの多くにはBluetoothが搭載されていないため、赤外線を用いたデジタル転送方式を採用しています。この方式では、音質の遅延が僅か0.02秒と非常に少なく、映像と音声がほぼ同時に楽しめるため、ストレスフリーです。さらに、操作も簡単で、付属のドングルを使用し、テレビのイヤホン端子に接続するだけの手軽さです。