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企業の後継問題に挑む株式会社FUNDBOOKの設立

日本国内には約385万社の企業が存在していますが、その中で上場企業はわずか3600社に過ぎません。つまり、私たちの経済は中小企業によって支えられていると言えるでしょう。しかし、これらの中小企業は深刻な後継者不在という課題に直面しています。実際、日本国内の企業の約66.1%がこの問題に当てはまります。さらに、経営者の平均年齢は66歳で、引退年齢は過去15年で68歳とほぼ変わりません。このままでは、20年後には平均年齢が85歳に達する可能性もあるのです。

この後継問題を解決する最善策とされているのが、M&A（合併と買収）です。しかし、従来の方式では仲介会社を通して企業を売却しなければならず、その過程で多くの問題が生じてしまいました。高い手数料を支払ったにもかかわらず、思うような譲渡価格で売却できないケースも少なくありませんでした。この課題を解決するために設立されたのが株式会社FUNDBOOKです。

FUNDBOOKの新たなM&Aプラットフォーム

FUNDBOOKは、全ての企業が公平にM&Aを行えるシステムを構築しています。従来の仲介業者を介さず、企業規模や業種に関わらず、会社や事業を残せるM&Aの実現を目指しています。彼らは特に、登録料や着手金などの負担をゼロにし、成功報酬型の完全成功報酬制を導入しています。これは、中小企業が従来よりも遥かに低いコストでM&Aを実現できることを意味します。

さらに、FUNDBOOKは専用のM&Aプラットフォームを開発中で、11月にはリリース予定です。このプラットフォームでは、経営者が最適なパートナーを見つけやすくなるようマッチング機能を搭載し、経営者が望む条件に応じた企業と出会える機会を提供します。

「ハッピーライフ」の実現を目指して

FUNDBOOKの理念はシンプルです。それは、関わる全ての人々が幸せな生活を享受できる「ハッピーライフ」の創出です。現在、60歳を超える経営者が120万社も存在しており、これからの時代において後継者問題は一層深刻化すると予想されています。実際、廃業してしまう企業は過去15年で約100万社にも上ります。このような厳しい現状を変えるために、FUNDBOOKはM&Aを通じて企業の存続を支援します。

少しでも多くの企業が適切な後継者を見つけられるよう、FUNDBOOKは公平なM&Aの機会を創出し、経営者だけでなくその従業員や地域社会にとっても幸せをもたらす選択肢となることを目指しています。これにより、次世代にも豊かな社会を引き継ぐことができるでしょう。

会社概要と代表者のプロフィール

株式会社FUNDBOOKは2017年8月7日に設立され、本社は東京都港区虎ノ門に位置しています。資本金は500,000,000円です。代表取締役CEOには畑野幸治氏が就任しています。畑野氏は大学在学中に株式会社Micro Solutionsを設立し、以降も多くの企業で様々な経験を積んできました。最近ではM&Aプラットフォームの専門家として、FUNDBOOKの理念を実現するために活動しています。

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