ユービーセキュアが提案する新たな扉
最近、ユービーセキュアは脆弱性診断技術者向けの新たな認定試験、「Vex Certification Associate」を発表しました。この試験は、同社が開発したVexというツールを基にしたもので、脆弱性診断に必要なスキルを証明するために設計されました。特に、オンライン受験が可能な点が大きな特徴となっています。
Vex Certificationの特徴
Vex Certificationは、ユービーセキュアの持つ多くの専門知識を凝縮し、セキュリティ診断サービスを提供するための知識と技能を評価します。受験者は、脆弱性診断に関わる実務経験を基に3つの異なるレベルで認定を受けられます。これにより、即戦力として活躍できる技術者を育成することが目的です。
Vex Certification Associateの試験概要
実技ベースの試験
Vex Certification Associateは、脆弱性診断現場での実務環境を模した実技試験です。試験は完全にオンラインで実施され、受験者はWebカメラで監視を受けながら、自宅やオフィスの好きな場所から参加することができます。
環境構築がクラウド基盤
試験自体はクラウド上で行われるため、受験者は特別な設備を持たなくても手軽に参加できます。これは、従来のテストセンターに通う必要がなく、リモート作業が可能な現代に合わせた試験形式です。
CTF形式の試験内容
試験は、Capture The Flag(CTF)形式で構成されています。受験者は3つのドメインに分かれた脆弱性診断を実施し、Vexを使用してそれぞれの問題からFlagを取得しなければなりません。このプロセスを通じて、受験者はVexの使用に関する理解を深めることができ、実務でのスキルを向上させることが期待されます。
受験申し込み方法
受験希望者は、ユービーセキュアの公式ウェブサイトから簡単に申し込みができます。詳細な内容や申し込みフォームは以下のリンクから確認できます。
申込はこちら。
今後の展望
ユービーセキュアでは、今後この「Vex Certification Associate」に続く上位資格「Vex Certification Professional」の試験受付も予定しています。これにより、更に多くの技術者が自らのスキルを証明し、セキュリティ業界における人材育成が進むことが期待されています。
まとめ
ユービーセキュアの「Vex Certification Associate」は、オンラインで手軽に受験できる脆弱性診断技術者の認定試験であり、現代のニーズに応えた内容です。この試験を通じて、情報セキュリティ人材の育成に寄与する活動が、今後も続いていくでしょう。