沖縄の伝統と魅力が詰まった「ヨネマース」
沖縄の豊見城市に位置する「ヨネマース」は、地域に根ざした塩づくりで知られています。その製法は昔ながらの平釜によるもので、地元の人々に長年愛されてきました。しかし、最近では経営の厳しさや廃業の危機に直面していた「与根製塩所」。そんな中、企業ロゴTシャツの販売や、沖縄の他の企業とのコラボレーションを通じて新たな価値を創造し、再生を目指す「ゆいまーすプロジェクト」を立ち上げました。
企業ロゴTシャツの魅力
このプロジェクトの第一弾として、ヨネマースの魅力を存分に詰め込んだ企業ロゴTシャツが登場します。2024年1月22日からドン・キホーテ国際通り店で先行販売され、波のように広がる沖縄の塩の魅力をデザインとして表現しています。Tシャツは全4種類のデザインと多様なサイズ(Sから2XLまで)が用意されており、税込み2700円で販売されます。
- ヨネマースのパッケージそのままのデザイン。
- 運気アップを狙った曼荼羅風デザイン。悪い邪気を制御する塩の力を信じられるかも!?
この取り組みは、沖縄を訪れる観光客だけでなく、地元の人々にも新しい形の「沖縄」を感じてもらえるきっかけとなるでしょう。
地元企業とのコラボ企画「ゆいまーすプロジェクト」
また、ヨネマースは沖縄のいくつかの企業と共に「ゆいまーすプロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、地域の企業と連携しながら新しい調味料や食品を開発することで、沖縄の食文化をさらに豊かにすることを目指しています。
- - 株式会社グランディールとのコラボから生まれた「ハイビスカス塩」は、宮古島産のハイビスカス花弁を使用し、独自の技術で美しいピンク色の塩が開発されました。このユニークな塩は、見た目にも楽しめるだけでなく、料理にも新しい彩りを加えてくれるでしょう。
- - 菊みそ加工所 夢工房では、ヨネマースを使ったみそや、グランディールとのコラボシフォンケーキも販売されています。特に、ハイビスカスシフォンケーキは、地元の素材をふんだんに使った新商品として注目を集めています。
- - ごはんとお酒 シロネコは、熱中症対策のために開発された「美味しい塩梅」を提供しており、油分を含まないため健康に気を使う方にもぴったりです。
経営再生への道のり
与根製塩所が直面した廃業危機からの再生は、クリエイティブディレクターの佐藤徹也氏が関わったことから始まりました。彼は沖縄の地で実際に塩作りの過程を体験し、地元の人々との触れ合いを通じて、沖縄の魅力を深く理解していきました。
「ヨネマースという存在を沖縄の未来につなぎたい」との思いから、プロジェクトを通じて地域企業と連携しながら新たなシナジー創出を目指しています。
まとめ
ヨネマースの富んだ文化と新しいデザインが融合したこのプロジェクトは、沖縄の魅力を再発見し、地域活性化に貢献することが期待されています。沖縄を訪れるなら、ぜひこの新しいプロジェクトをチェックして、地元の食文化を味わってみてください。