LDHの動画配信サービス「CL」が、生成AIを活用した字幕・翻訳機能を提供開始しました。これにより、世界中のファンが、言語の壁を超えて、LDHのコンテンツを楽しめるようになります。
「CL」では、これまでに5,000本以上のオンデマンド番組を配信しており、一部コンテンツには7か国語の字幕が提供されてきました。しかし、生成AIの導入により、配信中のすべての番組に字幕・翻訳が提供されるようになり、さらにグローバル展開を加速させることが期待されます。
今回導入された機能は、話者の発言を自動で翻訳し、字幕として表示するものです。字幕の言語は、ユーザーが自由に選択できます。これにより、翻訳業務のコスト削減、字幕・翻訳が提供できなかったコンテンツへの対応、グローバルコミュニケーションの活性化などが期待されています。
「CL」では、今後も最新のAI技術やコンテンツ制作・運用のノウハウを活用し、ファンが楽しめるサービスを提供していくとしています。
ただし、生成AIによる翻訳は、データの蓄積や話し方、配信環境などによって精度が左右されるため、100%の正確性が保証されるわけではありません。利用する際は、その点に留意する必要があるでしょう。
「CL」は、LDHファン向けのエンタテインメントコンテンツと映像配信技術を融合したFanTechサービスとして、2020年8月にサービスを開始しました。生放送番組やアーカイブ配信、ライブキャストなど、ここでしか見られないコンテンツを豊富に提供しています。2022年10月からは、コミュニティ機能も提供開始し、ファン同士の交流を促進しています。
今後も「CL」は、AI技術を活用し、ファンとの絆を深めるサービスを提供していく予定です。