廃車を活用して被災地を支援する新たな運動を開始

廃車を活用した被災地支援プロジェクト

一般社団法人日本カーシェアリング協会（以下、協会）は、廃車の寄付を通じて被災地を支援する新たなキャンペーンを展開しています。この取り組みは、特に被災地での車両の不足を解消するために必要とされ、被災者や支援団体に役立つことを目的としています。

キャンペーンの背景と目的

2月28日から3月31日まで実施されるこのキャンペーンは、全国から不要な車両の寄付を募るものです。協会は、自分の不要な車を寄付することで、被災地支援に参加できるという選択肢を広めることを目的としています。毎年3月は廃車の台数が増え、これを有効活用することが期待されています。

協会では過去数年間にわたり、能登半島地震や豪雨の影響を受けた地域に対して車両の無料貸出しを行っています。被災者の方々が必要な支援を受けられるよう、様々な取り組みを行なってきました。

廃車寄付の流れ

廃車寄付を行う際の流れは以下の通りです。

1. 寄付者の問い合わせ：協会のウェブサイトまたは電話で、寄付を希望する車両に関する問い合わせを行います。（電話：050-5482-3178、平日9:00-18:00）
2. 寄付の同意：協会から寄付の流れについての説明を受け、同意が得られたら次のステップに進みます。
3. 必要書類の準備：協会から送られる書類に記入し、必要な書類を準備します。
4. 引取の日程調整：協会と引取日程を調整します。
5. 車両の引渡し：指定された日時・場所で車両を引き渡します。自宅での引取りも可能です。
6. 廃車・リサイクル処理：提携会社にて、速やかに廃車及びリサイクル処理が行われます。
7. 報告書の送付：寄付金額が確定した後、協会より感謝状が送付され、報告が行われます。

このプロジェクトには、どのような状態の車両でも寄付できるという特長があります。車検が切れていたり、故障している車両も受け付けており、寄付者の負担はありません。寄付することで、被災地に新たな希望を届けることができるのです。

SNSハッシュタグキャンペーン

また、協会はこのプロジェクトを広めるためにSNSを使ったハッシュタグキャンペーンも同時に行っています。投稿する際には、#廃車で被災地支援のハッシュタグを使用し、参加を呼び掛けています。特にInstagramやFacebook、Xなどでのシェアが奨励されており、共有することで多くの人々にこの取り組みを知ってもらうことができます。