敏感肌のためのスキンケア革命！美容のプロが教える成分・アイテムの選び方【LIPS labo】

美容プラットフォーム「LIPS」が、敏感肌向けのスキンケアに関するユーザーアンケートを実施しました。今回の記事では、アンケート結果と、現役の化粧品開発者であるとまと村長氏へのインタビューを通して、敏感肌の人が知っておくべき成分やアイテム、そして正しいケア方法について解説していきます。

敏感肌の実態：65%のユーザーが敏感肌と自覚！

アンケートによると、実に65%のユーザーが自身を敏感肌だと感じていることが判明しました。特に20代では約7割が敏感肌だと認識しており、肌のゆらぎを感じやすい年代であることがわかります。

敏感肌になりやすいタイミングとしては、生理前、ストレスを感じたとき、季節の変わり目、花粉シーズンなどが挙げられました。また、具体的な症状としては、吹き出物、ニキビ、乾燥、ひりつきなどが多くみられました。

専門家解説：敏感肌の定義とブランド選びのポイント

「敏感肌」という定義は明確ではありません。ブランドによって、敏感肌の定義やアプローチ方法が異なるため、自身の肌質に合ったブランドを見極めることが重要です。とまと村長氏は、敏感肌の人は、成分の浸透を促すパックの使用は控えるのが無難だとアドバイスしています。

敏感肌向けブランド：ユーザーの第一想起とブランド特徴

敏感肌向けと聞いて思いつくブランドとして、「キュレル」「ミノン」「IHADA」などが挙げられました。とまと村長氏は、敏感肌向けのブランドだからといって安心するのではなく、できる限りスキンケアのフローをシンプルにすることを推奨しています。

敏感肌ユーザーのスキンケア事情：重視するアイテムと継続使用

敏感肌ユーザーは、「肌へのやさしさ」と「配合成分」を商品選びの際に重視する傾向にあります。また、肌がゆらいだときのお守りアイテムとして、「化粧水」「クレンジング」「洗顔料」の重要性が高く、これらのアイテムは継続して使い続ける人が多いようです。

専門家直伝！毛穴とニキビの正しいケア方法

アンケートで最も多かった肌の悩みは「毛穴」と「ニキビ」でした。とまと村長氏によると、毛穴ケアには「グリシルグリシン不飽和脂肪酸」や「アゼライン酸」といった成分がおすすめです。また、ニキビケアについては、肌負担の高い成分を避けることが重要で、特に高濃度のビタミンCは控えるべきとのこと。炎症予防成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」や「ステアリル」が配合された商品を選ぶのが良いでしょう。