Canva、日本の中小企業支援に向けた新テンプレートを発表！

Canvaが日本の中小企業を支援

Canvaが新たに日本市場向けの支援施策を発表しました。新たにリリースされたのは、企業向けのビジネステンプレートキットです。このテンプレートは特に中小企業をターゲットにしており、コロナウイルスの影響を受けているビジネスを支援するために設計されています。これにより、中小企業はマーケティング活動をより効率的に行うことが可能になります。

Canvaの日本地域責任者、植山周志は、今のような時期だからこそ特に中小企業の支援が重要だと語りました。日本のデザイナーによる日本向けのテンプレートを用意することで、日本人のニーズに合った素材を集めて提供します。これにより、日本の中小企業が簡単にブランドイメージを構築できることを目指しています。

ブランドアイデンティティ向上のための新テンプレート

Canvaは今回、新たに35種類のビジネス向けテンプレートキットをリリースしました。このテンプレートは、飲食業、ファッション、小物、デジタル機器、玩具など、さまざまな業態に対応しています。具体的には、ブランドラベルや商品カタログを始め、SNS向けのグラフィックや販促用ポストカード、商品説明用の画像、価格表が含まれています。

統一されたデザインの使用により、ブランドイメージが強化され、企業の信頼性も高まります。さらに、必要に応じてテンプレート内の写真やテキストを差し替えるだけで、独自のマーケティングキットを迅速に制作可能です。

日本市場向けの新たな写真素材

Canvaは、日本のユーザーに向けて新たに1,500点の撮り下ろし写真素材を追加しました。具体的には、日本人の写真、日本食、京都の風景、そして富士山の美しい画像が揃っています。これにより、より日本の文化に親しんだマーケティング素材の作成が可能となります。すべての素材は商用利用も可能で、利用は無料です。

年末年始に向けた和モチーフ

年末年始の需要が高まる中、「日本」をテーマにしたアイコンやイラストも930点追加リリースされました。特に、いけばなや金継ぎの器といった日本の伝統を表現した素材も取り入れられています。これらのイラストは、海外向けに日本文化を紹介する際や、クリスマスカードの作成に役立つことでしょう。

Canvaの特長とは？

Canvaは、オーストラリア・シドニーに本拠地を置くオンラインのデザインサービスです。2012年の創業以来、特にデザイン初心者でも扱いやすいプラットフォームを提供することで、多くのユーザーに利用されています。2020年時点で、世界190か国で約3,500万人以上が利用しており、日本でも順調に成長しています。PCやスマートフォンからのアクセスが可能で、簡単にプロフェッショナルなマーケティング素材を作成できる点が魅力です。