新しい宿泊スタイル『Luxury Hotel Ownership Key』が誕生
2024年10月、日本初の全く新しい宿泊スタイル、
Luxury Hotel Ownership Keyがデビューしました。この革新的なサービスは、株式会社Fosun Real World Asset(FRWA)と株式会社HashPortの共同プロジェクトとして立ち上げられました。目指すのは、ラグジュアリーホテルの宿泊体験を、より多くの人々に提供することです。
サービスの背景
FRWAは、Fosunグループのグローバルネットワークや運営ノウハウを活かし、HashPortからは最新のテクノロジーを導入。また、株式会社博報堂キースリーのマーケティング支援も受けることで、宿泊権を販売する新たな仕組みを構築しました。これは、今後のインバウンド観光や季節ごとの需要に応じて、旅行者に利便性を提供する取り組みでもあります。
このサービスの目的は、観光シーズンにおける過剰な宿泊需要を解消し、宿泊権を流通させることを通じて社会コストを削減することです。宿泊権の流通によって、ラグジュアリーホテルにとっては運営コストの削減、宿泊者にとっては経済的なメリットを得られることを目指しています。
Luxury Hotel Ownership Keyの特徴
Luxury Hotel Ownership Keyでは、特別レートでエリアを限定したラグジュアリーホテルのデジタル宿泊権パッケージが提供されます。第1弾として選ばれたのは、
- - SIX SENSES KYOTO
- - FAUCHON L’Hotel Kyoto
の2つのホテルです。
SIX SENSESは、2024年4月に日本に初上陸予定のブランドで、ウェルネスとサステナビリティをテーマにしたラグジュアリーリゾート体験を提供します。一方、FAUCHON L’Hotel Kyotoは、日本の伝統文化とフランスの洗練されたデザインが共存し、極上の美食体験を楽しむことができます。
本サービスには、両ホテルの滞在権が含まれており、合計5泊(SIX SENSESが1泊、FAUCHONが4泊)をランダムに指定されます。当選した日程が都合の良くない場合でも、1泊ごとに交換や譲渡が可能で、無駄なく活用できるシステムです。
この宿泊権の価格は、310,000円(消費税・サービス料込み)とし、実際の宿泊料金から最大69.2%オフ、平均からでも23.6%オフとなっています。これにより、宿泊者はお得にラグジュアリーな体験を楽しむことができます。
今後の展望
申し込みの受付は2024年10月7日から始まり、抽選結果の公表は10月31日を予定しています。このサービスを利用することで、参加者には今後のプロジェクトに関する優先情報が提供される予定です。
また、FRWAは今後、東京や沖縄といった別の地域でのプロジェクトを検討しており、サービス対象もホテルからより広い範囲の資産に拡大していく考えです。
サービス詳細や抽選申し込みに関しては、
Luxury Hotel Ownership Keyのウェブサイトをご覧ください。
今回の『Luxury Hotel Ownership Key』の導入は、日本の観光業に新たな活力をもたらすことが期待されます。これを機に、多くの人々がラグジュアリーホテルでの滞在を楽しむことができるでしょう。