糖尿病にも優しい「体にやさしいちらし寿司」試食会を開催

「体にやさしいちらし寿司」試食会の取り組み

大阪府内の公社賃貸住宅『スマリオ』で、糖尿病や肥満を抱える方々に配慮した「体にやさしいちらし寿司」の試食会が行われることが発表されました。このイベントは、2024年11月26日（火）12時から13時まで、堺市南区の茶山台団地19棟集会所にて開催されます。拠点となるのは、大阪府住宅供給公社です。

体にやさしいちらし寿司とは？

「体にやさしいちらし寿司」は、見た目の美しさだけではなく、栄養価も考慮されています。通常のちらし寿司は甘みを出すために砂糖を多く使用しますが、この特別なちらし寿司は、低エネルギーな甘味料を使用し、さらに食物繊維が豊富な野菜をふんだんに取り入れています。そのため、血糖値の急激な上昇を防ぎつつ、美味しさと満足感を兼ね備えています。

この新しいちらし寿司は、帝塚山学院大学の南野幸生教授と、茶山台団地内にある惣菜店『やまわけキッチン』とともに考案されました。南野教授は、食環境学部の管理栄養学科に所属しており、長年にわたり管理栄養士として活動してきました。彼の理念である「医食同源」に基づき、食事を通じた病気の予防や改善を目指しています。

健康による食事講話も実施

試食会では、南野教授による健康栄養講和『体にやさしい食事』も行われ、参加者は食に関する知識を深めるチャンスが与えられます。この講演は、食意識の向上と食行動の改善を目的としており、受講者は自身の食習慣を見直すきっかけになるでしょう。

公社では、帝塚山学院大学や社会医療法人生長会と協力し、住民の健康に関する相談ができる「まちかど保健室」を運営しています。これにより、地域住民が気軽に健康に関する悩みを相談できる環境が整えられています。