株式会社椿本チエインが新たに展開する「eLINK TP」
大阪市北区に本社を構える株式会社椿本チエインが、電気自動車(EV)と建物・設備を相互接続するための充放電装置「eLINK」シリーズに新たなモデル「eLINK TP」を追加することを発表しました。この新製品は、三相電源に対応し、最大10kWの出力を可能とするため、事業所や公共施設などにおけるBCP(事業継続計画)対策の重要な一翼を担うこととなります。
V2X技術の進化
電気自動車のバッテリーを利用する「eLINK TP」は、通常時にはEVへの充電を行い、非常時にはEVから建物側に電力を供給する仕組みを持っています。近年は自然災害の頻繁な発生や電力供給の不安定化が進んでおり、BCP対策の重要性は高まる一方です。特に公共施設や企業にとって、電力供給の確保は無視できない課題となっています。
従来のV2H(Vehicle to Home)機器は単相電源に依存しているため、三相電源を必要とする設備に対応することが難しいという問題がありました。「eLINK TP」の登場により、電動エレベーターや冷凍・冷蔵機器など三相電源を必要とする様々な機器に対応できるようになりました。
「eLINK TP」の特長
「eLINK TP」は、公共施設や工場、物流施設、商業施設など、多様なビジネスニーズに応えるために設計されています。以下にその特長を挙げてみましょう。
- - 小型・軽量で設置が容易: コンパクトなデザインで、省スペースでの設置が可能です。幅広い温度環境にも対応しているため、多様な施設で利用できます。
- - 三相電源対応: 最大10kWの出力性能があり、動力設備への給電が可能です。これにより、特に大規模な施設でも安心して運用することができます。
- - 自立運転機能: 停電時にはEVから電力を供給する自立運転機能を持ち、必要に応じて複数台の接続が可能です。これは業界初の機能として注目されています。
- - EMSとの連携: エネルギー管理システム(EMS)と連動した運用が可能で、太陽光発電や蓄電池とも組み合わせて使えるため、効率的なエネルギーの活用ができます。
製品の仕様
「eLINK TP」は、次の仕様を備えています:
- - 定格電圧・周波数:三相三線式AC 202V 50/60Hz
- - 定格出力(交流側):充電12kW、放電9.4kW
- - 直流電圧範囲:DC150V~450V
- - 周囲温度範囲:-20℃~50℃
- - 外形寸法:670(W)×1000(H)×260(D)mm
- - 質量:80kg
価格と納期について
「eLINK TP」の価格や納期は個別見積もりとなっていますので、関心のある方はお早めにお問合せください。
結論
株式会社椿本チエインは、「eLINK TP」を通じてEVと電力設備を結びつけるエネルギーマネジメント領域での提案を強化し、脱炭素社会の実現や災害に対する強靭な社会インフラを構築することを目指しています。
興味のある方は、株式会社椿本チエインのエネルギーマネジメントBIZ部にお問い合わせを。
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