レヱル・ロマネスク
2024-04-30 16:00:01
アニメ『レヱル・ロマネスク』クラウドファンディングが人吉・球磨地域への絆を深める
アニメ『レヱル・ロマネスク』が人吉・球磨と共鳴
映像作品やゲームといった多様なメディアで展開されている『レヱル・ロマネスク』が、いよいよ人吉・球磨地域とのコラボレーションを実現させるクラウドファンディングをスタートしました。このプロジェクトの大きな目的は、地域と本作を結びつけるイベント『レヱル・ロマネスクサミット』をより充実したものにすることです。
クラウドファンディングの背景と目的
『レヱル・ロマネスク』は、鉄道が滅びかけた未来を舞台に、少女たちがレールを再び繋ぐことに奮闘する物語です。2023年10月には最新作『レヱル・ロマネスク2』が放映され、さらにゲーム『レヱル・ロマネスクOrigin』もリリース予定です。これらは全て、熊本県人吉市が舞台となっており、実際に人吉・球磨地域の施設や思い出の場所を訪れるファンも多いです。
人吉・球磨地域との深い結びつき
本プロジェクトは、2016年の熊本地震を契機に始まりました。この地震の影響で大きな被害を受けた人吉市の復興支援を目的としたイベントがきっかけとなり、地域とのご縁が結ばれました。具体的には、くま川鉄道との連携が進み、復興を図るための旅客列車を利用したイベントが開催されたのです。
その後、一般社団法人『青井の杜外苑街づくり協会』が設立され、同協会の協力のもとでイベントが開催されました。このイベントは大成功を収め、現在も『レヱル・ロマネスクサミット』として定期的に行われていますが、運営には多くの努力と費用がかかっています。
現状では、このサミットを存続させ、ファンや地域の皆様に喜ばれるイベントに育てることが難しいとの予測もあり、クラウドファンディングが必要とされています。
地域復興への直接的な支援
人吉・球磨地域は、2016年の地震に続いて2020年の豪雨でも甚大な被害を受けており、復興はまだ道半ばです。空き地は多く存在し、鉄道も復旧には長い時間がかかっていますが、地元の人々は新たな希望を見出しつつ復興に取り組んでいます。
このクラウドファンディングを通じて、リターンアイテムの一部を人吉・球磨から調達することで地域経済に貢献し、さらにはくま川鉄道の100周年ロゴを利用することで、その収益が鉄道にも還元されます。
地域と国を超えた絆
同作品は中国でも人気を集めており、中国のファンも人吉・球磨を訪れるようになっています。また、日本国内で入手困難な中国製のグッズもリターンとして提供されます。このように、国境を越えた交流が生まれることで、より多くの人々が地域の魅力を知るきっかけになります。
リターンアイテムの魅力
クラウドファンディングの参加者には、TVアニメの全話視聴権やボーカル音源集などのデジタルリターンが提供されます。特に聖地応援プランには『レヱル・ロマネスクサミット2024』への無料招待などのイベント特典がついてくるほか、地域の特産品を利用したグッズも用意されています。
クラウドファンディングの詳細
期間は5月10日から7月1日までとされており、詳細は指定のURLで確認できます。このプロジェクトが成功することで、地域経済の復興と共に、『レヱル・ロマネスク』シリーズが一層広がりを見せることを期待しています。ファンの皆様の温かいご支援をお待ちしております。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ボーントゥ
- 住所
- 東京都江戸川区松島1-34-1-205
- 電話番号
-
03-3653-9683