国立文楽劇場 夏休み特別公演:伝統芸能の魅力に触れる、親子で楽しめるイベント
国立文楽劇場では、例年通り7月20日(土)から8月12日(月・休)まで、恒例の「夏休み文楽特別公演」を開催いたします。今年は、小さなお子様から大人まで楽しめる多彩な演目がラインナップ。文楽の世界に触れる絶好の機会です。
第1部 親子劇場:笑いあり、涙あり、冒険あり!
「親子劇場」では、お子様も楽しめる演目を中心に、文楽の魅力を分かりやすく紹介します。
「ひょうたん池の大なまず」: 桐竹勘十郎による、子ども向けに構想されたオリジナル作品。池の主である大ナマズを主人公にした、コミカルで楽しい物語です。
「文楽ってなあに?」: 人形遣いの技や文楽の歴史、魅力を解説するコーナー。参加型の体験コーナーも予定されており、文楽をより深く理解できます。
「西遊記」: 孫悟空や三蔵法師など、人気キャラクターが登場する冒険活劇。国立文楽劇場10年ぶりの二人宙乗りも見どころです。
第2部 名作劇場:文楽の真髄を味わう、本格的な舞台
「名作劇場」では、文楽の代表的な作品を上演。
「生写朝顔話」: 宇治川の蛍狩りを舞台に、二人の男女の切ない恋物語が描かれます。吉田和生、吉田玉男など、実力派の役者陣による熱演にご期待ください。
第3部 サマーレイトショー:近松門左衛門の傑作を堪能
「サマーレイトショー」では、近松門左衛門の異色作「女殺油地獄」を上演します。
*
「女殺油地獄」: 実際に起こった凄惨な事件を題材にした、人間の業を描いた作品。吉田玉助、吉田一輔など、若手実力派の役者陣が熱演します。
親子で楽しめる企画も充実
劇場内には、親子劇場の演目にちなんだ展示コーナーや、ぬり絵コーナーなど、お子様も楽しめる企画が盛りだくさんです。また、第1部ご観劇のお子様には、キャラクターをモチーフにしたミニ手ぬぐいをプレゼントいたします。
今年の夏休みは、国立文楽劇場で、伝統芸能の世界に触れてみませんか?