筑波大学とEQ研究
2022-02-25 09:40:49
筑波大学とジャパンラーニングがEQ研究で提携、未来の働き方を探る
筑波大学とジャパンラーニングの共同研究契約締結
EQ(感情知能)とは?
EQ(Emotional Intelligence Quotient)は、私たちの感情が行動にどのように影響を与えるかを測る指標です。従来のIQ(知能指数)とは異なり、感情を理解し、管理する能力を示します。1989年、エール大学のサロベイ博士とニューハンプシャー大学のメイヤー博士によってその重要性が指摘され、感情のコントロールと活用が能力のひとつであると認識されました。その後、ダニエル・ゴールマン博士によってEQは広く普及し、特にビジネスシーンにおいて重要な要素として考えられています。
Japan EQ®の役割
ジャパンラーニングはEQ理論を基にしたアセスメントツール「Japan EQ®」を開発しました。このツールは、25年以上の活動を通じて45万人以上のビジネスパーソンの成長を支えてきました。受検者は自己評価によって得られたデータをもとに、過去のサンプルデータと比較され、自身のEQレベルを知ることができます。
研究契約の経緯
この度、ジャパンラーニングは筑波大学働く人への心理支援開発研究センターとの共同研究契約を結びました。本研究の目的は、日本でのEQの活用方法をさらに深く理解し、新たなビジネスモデルの構築を目指すことです。具体的には、Japan EQに蓄積されたデータから、設問の意図や属性ごとの回答特徴を分析し、設問やシステムの改善を行う予定です。
今後の展開
この共同研究を通じて、ジャパンラーニングはEQの学びを深化させ、企業の人材育成や個人のキャリア形成、さらには子育てやアスリート支援といった多様な分野での活用を目指しています。100年時代と呼ばれる現在、自己の成長と変化が不可欠です。EQを高めることは、個人だけでなく組織全体のパフォーマンスを向上させる可能性を秘めています。
結論
筑波大学との提携により、EQの研究とその応用が一層進展することが期待されています。未来の働き方や教育のあり方を見据えた取り組みが、より多くの人に恩恵をもたらすことでしょう。私たちが感情を理解し、より良く活用するための道案内となることを願っています。今後の成果に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
ジャパンラーニング株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-1-3アーバンネット日本橋二丁目ビル10階
- 電話番号
-
03-3548-3037