日本とラオスの交流を深めるJENESYSプログラム
2025年12月、日本の大学生たちがラオスのビエンチャンを訪問し、若手起業家との交流を行う特別なプログラムが実施されます。この取り組みは、外務省の国際交流事業「対日理解促進交流プログラムJENESYS」の一環として行われ、両国の友好関係を更に深めることを目的としています。
プログラムの目的と背景
この派遣プログラムは、ラオスと日本の外交関係樹立70周年を記念して企画されました。目的は、若手起業家同士の交流を通じて相互理解を促進し、起業家精神を育むことです。参加する日本の大学生8名は、現地での学びや文化体験を通じて、両国の架け橋となることを期待されています。
プログラムの詳細
日程
プログラムは2025年12月2日から9日までの期間で実施されます。具体的なスケジュールは以下のとおりです。
- - 12月2日: ビエンチャンの着。ワットタイ国際空港での出国。
- - 12月3日: 在ラオス日本国大使館および青年同盟への表敬訪問。
- - 12月4日: JICAラオス事務所を訪問し、当地の起業支援について講義を受けます。
- - 12月5日: ラオスの起業家との意見交換が行われます。
- - 12月6日: ラオス国立大学との交流、及び文化的な体験の一環としてホームステイを実施。
- - 12月7日: 現地の市場や観光名所(タラート・サオ、タート・ルアンなど)の視察。
- - 12月8日: ワークショップや報告会を通じて経験を共有します。
- - 12月9日: ビエンチャンから帰国。
実施団体
本プログラムは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が実施します。JICEは、国際交流を通じて相互理解を深める活動を展開しており、JENESYSの一環として多岐にわたるプログラムを展開しています。
参加学生の想い
参加する大学生は、ラオスの文化や社会を自身の目で体感し、起業家との交流を通じて新たな視点を得ることを楽しみにしています。また、日本の魅力をラオスに伝えることも重要な使命として考えています。帰国後には、得た経験を活かして対外発信や活動を行い、日本とラオスの関係強化に寄与する予定です。
最後に
今回のプログラムは、異文化理解や国際的な視点を深める貴重な機会です。参加する学生たちは、新たな経験をもとに将来のリーダーとしての役割を果たすことが期待されています。両国の相互理解を深め、この交流がさらなる友好関係へと繋がっていくことを願っています。