東京ガスネットワークにおけるMegaplex-1の導入
株式会社アイティフォー(東京都千代田区、社長:佐藤 恒徳)は、東京ガスネットワーク株式会社(東京都港区、社長:沢田 聡)において、彼らの通信インフラとしてRAD社製品「Megaplex-1」を新たに受注したことを発表しました。これにより、同社の無線設備における通信の効率化とコスト削減が期待されています。
Megaplex-1の導入背景
東京ガスネットワークは、ガスの安定供給という重要な業務の中で、様々な通信(電話音声や業務システム情報)をレガシー回線を通じて無線機から収集し、監視センターへデータを送る体制を築いています。無線機設備の更新期間中に通信を途切れさせないためにも、通信の代替手段を確保する必要がありました。その解決策として、「Megaplex-1」が選ばれました。この製品は、レガシー端末からの信号をイーサネット信号に変換し、通信事業者が提供するイーサネット回線を利用できる特長を持っています。
Megaplex-1の機能と導入効果
Megaplex-1は、電話音声や業務データをレガシー設備から受信し、イーサネット通信可能な形式に変換します。これにより、各事業所の無線機設備が整備される際に、機器を移動させることで通信の中断を防ぎ、業務の継続が可能となります。また、この製品は、複数の既存LAN端末からの通信にも対応しており、幅広い用途での活用が見込まれています。
加えて、このシステムを導入することで、古い通信機器を長く使い続けることができ、設備投資の抑制となります。新しい担当者の教育や新規機器導入の手間も減少するため、効率的な業務運営を支えます。特にSDGsへの貢献も見込まれており、廃棄物の削減を促進する役割も担っています。
Megaplex-1の概要
Megaplex-1は、RAD社の主力製品であり、特に社会インフラのデジタル化に寄与する通信装置です。レガシー通信を効果的に活用することにより、廃棄物の削減やコスト削減を実現しています。対応する通信方式にはT1(1.5M)やE1(2M)などが含まれており、今後も広く運用されることが期待されています。
今後の展望
東京ガスネットワークでのMegaplex-1の活用は、ガス供給や保安確保に不可欠な役割を果たすことでしょう。その効果の評価がさらに進む中で、この貢献が他の業界にも波及することが期待されます。アイティフォーは今後も、技術革新を通じて地域社会に寄り添い、さまざまなITソリューションを提供し続けることを目指しています。
企業情報
東京ガスネットワーク
- - 名称: 東京ガスネットワーク株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長・沢田 聡
- - 本社所在地: 東京都港区海岸1-5-20
- - 東京ガスネットワーク公式サイト
株式会社アイティフォー
- - 代表者: 代表取締役社長・佐藤 恒徳
- - 本社所在地: 東京都千代田区一番町21番地
- - 上場区分: 東証プライム(4743)
- - アイティフォー公式サイト