関西の未来を切り拓く中小・ベンチャー企業の発表会、イノベーションを具現化へ

関西から発信されるイノベーションの波

2023年8月30日、大阪のグランフロントで華やかな合同記者発表会が行われました。「関西からイノベーションを起こそう」をテーマに、関西地方の中小企業とベンチャー企業20社が集まり、自社の新しい製品・サービスを発表しました。このイベントは、コロナ禍の影響から脱却し、活気が戻る中で関西のビジネスエコシステムが再構築されつつあることを象徴しています。

イベントの背景と目的

新型コロナウイルスへの対応が続いていた中、関西の多くの企業が新しい価値観を模索し、新たな挑戦に取り組んでいます。このような背景の中、関西広報100研究会は、広報に関するノウハウを共有し、各企業の取り組みを一堂に集めて発信するため、今回の合同記者発表会を企画しました。

PRの変化とニーズ

企業が新しい価値を提供する中で、メディア関係者の役割もより一層重要になっています。特に、イノベーションやスタートアップに関心が高まる中、全国のメディアは関西の起業環境や新たな製品・サービスについての情報を求めています。この発表会では、メディア関係者が直接研究成果を目にすることができ、またオンラインでの同時配信も行われました。

発表企業の魅力

発表会は2部構成で行われ、第1部ではテクノロジーに特化したAI企業や独自の取り組みを行う企業が次々にプレゼンテーションしました。例として、AIを活用した新しいプロダクトを提供する株式会社Ristや、離職率ゼロを目指す三和建設株式会社の新サービスなど、実に多彩です。続く第2部では、マネジメントに役立つ新たな価値観カードゲームを発表する企業や、エシカルな空気管理を提案する企業の取り組みも紹介されました。

参加企業の一覧

1. 株式会社Rist - AI技術の新プロダクト
2. 三和建設株式会社 - 離職率ゼロの新サービス
3. NPO法人生態会 - 効果的な「伝達サービス」
4. 株式会社リヴ - 京都府内産木材を使用した新製品
5. スバキリ商店株式会社 - クラウドファンディングサービス

その他、多様な企業が参加し、情報交換が行われる中、参加したメディア関係者にとっても貴重な取材機会となりました。