新たな看護の形を目指して、cocoleが提供するナースプランナー®︎認定講座
株式会社cocoleが、2025年度の「ナースプランナー®︎認定講座」の受講者を募集開始しました。この講座は、利用者の生活の質(QOL)を向上させることを目的としており、多様な事例をチームで共有しながら、保険外看護に必要な専門知識とスキルを備えた「ナースプランナー®︎」の育成を目指しています。
cocole設立の背景
tcocoleは北海道札幌市を拠点に、コロナ禍の中で生まれた新しい看護の形を提供しています。設立者の道下は、看護師としてコロナ発熱外来や宿泊療養施設で直面した理不尽な死や制度的な限界に強く影響され、「より良いケアの提供」を目指す思いからcocoleを設立しました。ナースプランナー®︎という新たな職域を商標登録し、医療や介護の枠にとらわれない看護の提供に注力しています。
ナースプランナー®︎の役割
ナースプランナー®︎は、医療や介護保険の対象外のケースでも対応し、利用者やその家族の安心した生活を支えています。創業から4年を迎え、保険外看護サービスの需要は増加し、利用者一人ひとりのニーズに合わせた柔軟なケアを提供しています。医療が必要な方の特別なイベントへの同行や旅行支援、さらには転院搬送にまで対応するなど、サービスは多岐にわたります。中には、医療的ケアが必要な患者を家族の願いを叶えて「思い出の海」に連れて行くような感動的な事例もあります。
思い出の瞬間を提供する
cocoleでは、ある家族の母親が余命宣告を受け、最期に「思い出の海に行きたい」との希望が寄せられました。その母親は波の音が生きがいで、医療チームのサポートがないと外出が難しい状態でしたが、cocoleの看護師と共に海へ向かうことができました。その瞬間、母親と家族の絆は再確認され、心温まる感動の時間となったのです。
このように、cocoleの保険外看護サービスは単なる医療行為にとどまらず、心のケアを重視し、利用者のQOLを向上させる活動を展開しています。
保険外看護の重要性
道下代表は、「マイナスを0にするのが医療や介護保険の役割」とした上で、「私たちの保険外の取り組みは、その0をプラスに変えるためのもの」と位置づけています。利用者の生活の質を向上させ、生きる喜びを支えることが彼らの使命です。
ナースプランナー®︎認定講座の詳細
2025年2月から約半年間のプログラムであるこの講座では、正看護師資格を保有し5年以上の実務経験がある方を対象に、保険外看護の専門知識を学ぶ機会が提供されます。講座は、事例検討やビジネス全体像、営業活動などの内容を含み、受講後の質向上を支援するプログラムも整えています。
cocoleの未来
cocoleは定期的にナースプランナー®︎認定講座を開催し、保険外看護の専門知識を持つ看護師の育成に力を注いでいます。全国でこのサービスを受けられる未来を目指し、すでに25名のナースプランナー®︎が誕生しています。今後も、この輪を広げ、多くの人々の生活の質を向上させていく所存です。
私たちの取り組みに興味がある方は、ぜひcocoleの公式ウェブサイトをチェックし、受講のお申し込みをしてみてください。