あべのハルカス美術館開館10周年 記念展と限定アートペン
あべのハルカス美術館が2024年7月6日から9月1日まで開催する展覧会『広重―摺の極―』を記念して、特別にアートペンが発売されます。この商品は、江戸時代の浮世絵師である歌川広重の名作を基にしたデザインで、あべのハルカス美術館のミュージアムショップでのみ入手可能です。
限定発売の「PENONタッチミー!アートペン」
アートペンは、株式会社ペノンの独自技術を用いており、名画の筆のタッチや絵の具の立体感を忠実に再現しています。ペンの素材には森林認証を受けた木材が使用され、エコな商品ですが、環境にも配慮されています。さらに、使い終わった芯の回収を行う取り組みがあり、持続可能な製品としての特長も備えています。
展覧会で特に注目を集めるのは、歌川広重の2つの作品にインスパイアされたデザインです。1つ目は《名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣》で、江戸の風景を描いたこの作品は、窓の向こうを見る猫の姿を可愛らしく表現しています。遠近感が繊細に表現され、情緒あふれる作品となっています。
2つ目は《月二拾八景之内 葉ごしの月》で、大きな満月に照らされた瀑布と、紅葉の葉が流れる光景が描かれています。その迫力は、凹凸加工によって表現され、実際に自然の中にいるような感覚を得ることができます。
各アートペンは2,200円(税込)で、展覧会のチケットがなくても販売店舗に入店可能です。ただし、数量限定のため、早めの購入が推奨されます。オンラインでの販売は行われていないため、興味のある方は直接店舗に足を運ぶことが必要です。
日本の浮世絵の偉大な芸術家、歌川広重
歌川広重は、名作を数多く残した浮世絵の巨匠で、特に風景画は彼の特徴的なスタイルです。北斎と並び、広重は日本の浮世絵の世界に多大な影響を与えた重要な人物とされています。今回の展覧会では、広重の初期から晩年までの作品が一堂に会し、その魅力を再発見することができるでしょう。
EFあべのハルカス美術館は、これまでも数多くの展覧会を開催しており、今回の特別展は広重の作品を総覧する貴重な機会です。多くの美術愛好家や広重ファンにとって見逃せないイベントとなることでしょう。
展覧会詳細
- - 会期: 2024年7月6日(土)~9月1日(日)
- - 前期: 7月6日(土)~8月4日(日)
- - 後期: 8月6日(火)~9月1日(日)
- - 休館日: 2024年8月5日(月)
- - 開館時間: 曜日によって異なりますので、公式サイトでの確認をお勧めします。
この特別な機会に多くの方々が、広重の作品と、PENONのアートペンを通じてアートの楽しさと環境への配慮を体験できることを期待しています。