2026年卒就職活動
2025-06-12 11:27:51

2026年卒業予定者の就職活動動向マイナビ調査結果

2026年卒業予定者の就職活動動向



株式会社マイナビが行った「2026年卒 大学生キャリア意向調査 5月」の結果が、全国の大学生・大学院生の就職活動についての新たなトレンドを示しています。特に、2026年卒の学生たちの活動状況には、過去の傾向とは異なる特徴が見られます。

調査の概要


この調査は、2026年卒業予定の学生を対象に、5月の就職活動の状況を把握することを目的として実施されました。調査期間は2025年5月25日から5月31日で、対象となる学生の有効回答数は1,983名に達しました。

内々定保有率と活動継続率


調査から得られた結果で特筆すべきは、5月末の内々定保有率が前年より2.7ポイント増の77.1%に達したことで、これは年から年へと安定した動きを見せていることを示しています。一方で、活動を続けている学生の割合は前年とほぼ同水準の50.6%に留まりました。

文理別で見ると、文系学生は73.9%、理系学生は82.1%が内々定を保有しており、文系と理系の差は縮まりつつあります。

未内々定者の活発な活動


調査では、未内々定者の活動が特に活発であることが確認されました。彼らの平均エントリー社数は5.4社と、多くの選考を受ける意欲を持っています。また、未内々定者のおよそ8割が就職活動に不安を感じており、その中で「1つでも内々定をもらえるかどうか」という心配が最も多く報告されました。

内々定を持つが活動継続者


内々定を持つ学生たちの多くも就職活動を続けています。複数の内々定を保有している彼らは、その内々定のうちどこに入社するかについて悩む姿が見られ、社会全体における採用姿勢にも影響を与える可能性があります。其中、63.2%が何らかの不安を持っており、その多くが「現在の内々定先企業に入社して良いのか」という迷いを抱えています。

活動終了者の傾向


一方で、活動を終了した学生にアンケートを行った結果、彼らは全体で平均2社の内々定を得ており、特に53.4%はその入社先が最初の志望企業であるとのことです。このような学生たちは、「就職活動への不安はない」と答え、十分に納得した上で活動を終えたと見受けられます。

まとめ


この調査は、2026年卒業予定の学生たちの就職活動が多様化し続けていることを明確に示しています。企業側には、学生のニーズや志望度を理解することが求められ、今後の採用活動においてますます重要になることでしょう。また、学生たち自身も各々の不安を感じながらも、焦らず自分の価値観を見つめ直すことで、より良い進路決定へとつなげていくことが望まれます。

調査を踏まえ、今後の就職活動についてしっかりと戦略を立てていくことが重要です。


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東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
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