ウルシステムズとCognition AI、革新的なAIエンジニア「Devin」を日本市場に展開
ウルシステムズ株式会社(東京都中央区、本社、以下、ウルシステムズ)と米国のCognition AI社(サンフランシスコ、本社、以下Cognition AI)は、共同でパートナーシップを結び、Cognition AIの自律型AIエンジニア「Devin」を日本のエンタープライズ市場に導入することを発表しました。この取り組みは、日本国内の大規模開発プロジェクトにおけるAI導入を促進し、新たな技術革新を実現することを目的としています。
「Devin」とは、Cognition AIが2024年12月に一般公開予定のAIエンジニアで、従来の開発者のようにプログラミング作業を行います。自然言語での指示を理解し、効率的に設計からコーディング、テスト、デプロイに至る全てのプロセスを自動化します。さらに、既存システムの検証やドキュメントの作成も行うため、多様な開発ニーズに応えられる能力を備えています。
ウルシステムズは、創業以来、先進的な技術を用いたエンタープライズ開発をリードしてきました。最近では、生成AIの本格的な導入に向けた取り組みを進めており、「Devin」を用いたシステム開発の内製化支援においても実績を上げています。日本の業務システム開発は依然として人月ベースの受託開発モデルが主流ですが、ウルシステムズはこのモデルを刷新し、より効率的な内製開発の実現を目指しています。
具体的には、ウルシステムズとCognition AIは日本の企業向けに以下のプロフェッショナルサービスを提供します。
- - 大規模システム開発や基幹再構築プロジェクトへの「Devin」の導入
- - AI駆動開発環境の構築と実践
- - AI駆動開発プロセスの定義および運用管理の設計・構築
- - 客先企業の中期経営計画やITロードマップへのAI技術導入コンサルティング
- - AI開発における内製化人材の育成
Cognition AIのCEOであるスコット・ウー氏は、「Devinはソフトウェア開発の未来を根本的に変える可能性を秘めています。ウルシステムズはその展開において、正しいパートナーであると確信しています」と述べています。
また、ウルシステムズの取締役会長、漆原茂は次のように語っています。「Cognition AIのDevinは、日本の大規模エンタープライズ開発市場に革新をもたらす技術です。AI技術の活用は、ビジネス要件を真に実現するために不可欠であり、我々はこの技術を最大限に評価しています。」
AIエンジニアの登場により、システム開発のスタイルが根本から変わろうとしています。ウルシステムズはCognition AIと共に、顧客と「AIと人間の共創」の実現に向けた支援を行い、イノベーションを加速していく所存です。
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