地域人材育成を目指す日総テクニカルセンター熊本の開所式が華やかに開催

日総テクニカルセンター熊本の開所式が盛況に開催

2023年4月13日、九州の製造業がさらに活性化することを目指し、日総工産株式会社が「日総テクニカルセンター熊本」の開所式を行いました。会場には熊本県の商工労働部や大津町の町長、金融機関の代表者など、約30名の来賓が出席し、祝辞が述べられました。

開所式では、地域における人材育成の重要性と日総工産の取り組みが強調されました。熊本県商工労働部の上田哲也様は、地域の雇用創出につながるこのような取り組みの意義を語り、大津町の金田英樹町長は町を挙げての支援を約束しました。来賓からの祝辞の後には、施設の竣工を祝うテープカットが行われ、参加者たちは新たなスタートを切る意義を感じていました。

また、式典終了後には内覧会が行われ、教育訓練施設内で実際に使用される半導体製造装置を用いたデモンストレーションが行われました。このデモンストレーションでは、受講生が実践的なスキルを習得できるカリキュラムの一環として、新施設の利点を実際に体験することができました。

日総テクニカルセンターの役割

日総テクニカルセンター熊本では、地域のニーズに応える形で、特に半導体産業に特化した教育を行います。半導体産業は現在、九州経済において非常に重要な位置を占めており、それに伴い専門知識と技術を持った人材の育成が急務となっています。

日総工産は、地域企業及びそのお取引先のニーズを把握し、実践的なカリキュラムを組むことで、就業機会を広げると同時に、企業が求めるスキルを持った人材を育成します。このような体制を整えることで、地域経済の発展に寄与し、ひいては日本の製造業全体の底上げにもつながるでしょう。