北海道奈井江町で「ずどーんジョッキ」のアイデアコンテストが開催

北海道奈井江町での特産品開発に注目

北海道の奈井江町では、地域の魅力を引き出す試みが進行中です。役場の職員がチームを組み、様々な課題に対処しながら、「トクサンヒンチーム」として新たな特産品を開発するプロジェクトが立ち上がりました。この取り組みの一環として、町のキャッチフレーズである「ずどーん」をテーマにした「ずどーんジョッキ」のアイデアコンテストが実施されています。

「ずどーんジョッキ」って何？

「ずどーんジョッキ」とは、奈井江町の独自の魅力を発信するためのアイテムです。これは飲み物だけでなく、各店舗や事業所の個性や思いが詰まったユニークなアイデアを盛り込んだものとなっています。コンテスト参加の店舗は、アイデアを競うことで新しい特産品の開発につなげることを目指しています。

参加店舗とその独創的なアイデア

参加店舗は多岐にわたります。例えば、オートサービス梅本では、カラフルなエンジン冷却水をジョッキに使い、そこにオリジナルのアイデアを加えています。また、喫茶みみずくは、ソフトクリームを乗せたカラフルソーダを考案しました。焼き鳥たまりばでは、枝豆を盛り付け、飲み物と一緒に楽しめるスタイルを提供しています。

さらに、JA新すながわ奈井江支所は、「ジョッキめし」という特産品を披露。これは地元で育てられた米や野菜を使った贅沢な一品で、地域の魅力を存分に味わえる内容となっています。こうした取り組みを通じて、地域密着型の飲食文化が広がっていく様子が伺えます。

アイデアコンテストの詳細

「第2回ずどーん大賞」と題されたこのアイデアコンテストは、一般投票によって大賞を決定するほか、町長や議長、商工会長等による各部門賞も用意されています。一般投票受付は、2024年7月18日から8月18日まで。投票はインターネットを通じて行われ、最終結果は8月24日に開催される「ないえ産業まつり」で発表されます。

奈井江町について

奈井江町は、北海道の空知地方に位置し、国道12号線に沿って発展しています。人口約5000人のこの町は、特に「ずどーん」と名付けられた町のキャッチフレーズが示すように、その元気で明るい特色を活かしながら地域振興に力を入れています。

日々変化し続ける地域環境の中、奈井江町は「生涯活躍のまち」を目指し、住民や事業者が一緒になって新たな道を切り開くことを目指しています。特産品開発やアイデアコンテストを通じて、地域と一体となった未来を描く奈井江町の姿勢は、他の町にとっても模範となるでしょう。