クラウド設備保全システム「MENTENA」に新機能が追加！顧客の手間を軽減する3つのアップデート

クラウド設備保全システム「MENTENA」に新機能が登場

八千代ソリューションズ株式会社が提供するクラウド設備保全システム「MENTENA」は、2024年9月2日（月）に新しい機能を導入しました。これは、顧客からの要望に基づいて開発されたもので、作業時間の短縮とよりスムーズなコミュニケーションを実現するための3つの新機能が追加されました。

新機能の内容

1. リクエスト機能にコメント入力を追加

修理依頼や作業の承認プロセスを支える「リクエスト機能」に、写真添付時にコメントが追加できる機能が加わりました。従来は、複数の写真を添付する際に、リクエストの概要やコメント欄に一括で説明しなければならず、承認に時間がかかることがありました。しかし、各写真の下にコメント欄が設けられたことで、迅速かつ正確に情報を伝えられるようになります。これにより、上司や他部門とのコミュニケーションが円滑になり、承認時間が最大で1/3短縮されることが期待されています。

リクエスト機能のコメント入力イメージ

2. 在庫状況確認の登録機能

新たに追加された機能により、在庫数に変動がなくても在庫状況を登録できるようになりました。以前は、在庫数に増減がない場合、エラーメッセージが表示され、登録ができませんでした。ただし、今回のアップデートでは、変動がない部品でも在庫確認履歴を保持できるようになります。これにより、棚卸し作業が効率化され、確認時間が約半分に短縮される見込みです。

在庫履歴の表示イメージ

3. Excelによるテンプレート一括登録機能

新しくカスタマイズされた機能により、確認項目の選択肢を複数テンプレートとして登録することが可能になりました。以前は、ブラウザを使って1項目ずつ設定してテンプレートを作成する必要がありましたが、Excelでまとめて作成し、インポートすることで簡単に一括登録できるようになります。これにより、今までのフォーマットを基にしたテンプレート作成も容易になり、作成時間が最大1/10に短縮される可能性があります。

マスター設定のテンプレート一覧イメージ

まとめ

クラウド設備保全システム「MENTENA」は、設備管理や施設管理の現場で、エクセルやペーパーレスを実現し、業務効率化を促進するために設計されています。ユーザーからのフィードバックを基にした機能の定期的なアップデートにより、今後も作業の効率化やコミュニケーションの円滑化を図っていく方針です。これらの新機能は、これからの設備保全において数々の利便性を提供することが期待されています。