観光まちづくりの新協定
2025-06-18 11:49:22

地域資源を生かす観光まちづくり連携協定の新たな展開

地域資源を活用した観光まちづくりの新たな取り組み



最近、JTB総合研究所とNTTアーバンソリューションズ総合研究所という2つの大手シンクタンクが、連携協定を締結しました。この協定の目的は、地域資源を活かした観光まちづくりを推進することです。両社が持つ専門的な知識やデータを融合し、地域の課題に即した観光ビジョンを描く「観光まちづくり共創ラボ」を設立し、具体的な活動を行うそうです。

共同研究の目的


地域では人口減少や高齢化が進んでおり、中心市街地の空洞化や観光地でのオーバーツーリズムといった問題が顕在化しています。これに対処するため、両社は地域の観光資源を再定義し、地域経済の活性化や住環境の改善に寄与する「観光まちづくり」に取り組むとのことです。

具体的な活動内容


共創ラボでは、不動産やICTなど多様な視点から地域の価値を引き出す共同研究が行われます。以下はその主なテーマです:

1. 持続可能な観光経済圏の確立
独自の自然や文化を活かした観光モデルを策定し、持続可能な観光経済圏を構築します。

2. 地域資源のリブランディング
他者の視点から地域の隠れた資源を「宝物」として再評価し、新たな観光資源としての可能性を引き出します。

3. アセットの活用
遊休不動産の価値転換やICTの活用により、地域経済の活性化を図ります。

4. 宿泊施設を核にしたまちづくり
既存の宿泊施設のリノベーションや新設を通じて、地域の魅力を高めます。

共創ラボによる支援


この共同研究の中で、JTB総研は観光データの分析やトレンド調査を行い、US総研は地域の特性に基づいた街づくりに関与します。これにより、観光ポテンシャルや地域の魅力に応じた観光ビジョンの策定が進められます。

1. 観光ポテンシャル調査分析


地域の課題や観光としての魅力を明らかにするため、独自データや公開情報を駆使して調査を行います。

2. 観光ビジョンの提案


観光ポテンシャルに基づいて、地域資源を顕在化・再定義し、魅力的な観光戦略を支援します。

3. 観光アセットの提案


遊休不動産や公共施設、歴史的建物等の活用法を提案し、地域特性に合致した観光資源を計画します。

今後の展望


この取り組みを通じて、地域住民からの声に耳を傾けながら「観光まちづくり」に取り組むことで、持続可能な地域社会の実現を目指します。観光による地域活性化がどのように進むのか、今後の活動に注目が集まります。

お問い合わせ先


  • - 株式会社JTB総合研究所
公式サイト
MAIL: [email protected]

  • - 株式会社NTTアーバンソリューションズ
公式サイト
MAIL: [email protected]


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会社情報

会社名
株式会社JTB総合研究所
住所
東京都品川区東品川2-3-14東京フロントテラス7F
電話番号
03-6260-1200

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