アーカイブ研究会開催
2024-12-17 12:20:17

秋田市で開催されるアーカイブ研究会が語る「モノを残す」価値の重要性

秋田市で開催されるアーカイブ研究会について



2025年1月25日、秋田市では「モノを残すことの価値を問うアーカイブ研究会」が行われます。本イベントは、秋田市在住の90歳のコレクター、油谷満夫氏が収集した50万点を超える民具の一部を用いて、モノの価値を再評価する重要な機会となります。

この研究会は、油谷氏のプロジェクト「1/1000油谷コレクション」の一環として実施されます。プロジェクトでは、彼が所有する民具のうち1000分の1にあたるアイテムがアーティストやボランティアによって分類され、その価値を著名な専門家たちとともに検証します。近年、高齢化や人口減少が進む中で物のアーカイブがどのように困難になっているのか、その背後にある問題にも目を向けていきます。

募集と参加の背景



参加は無料で、事前予約が必要です。会場は秋田市文化創造館で開催され、午後1時30分から5時までの予定です。基調講演やディスカッションなど、多彩なプログラムが用意されており、参加者はモノを残すことの意味や方法について、専門家から直接話を聞くことができます。

基調講演には、日本民具学会会長の神野善治氏を始めとする専門家が登壇します。彼らは、民具を残すことがもたらす意義や、それらが次世代にどのように影響を与えるのかについて深く掘り下げます。また、休憩を挟んだ後には、具体的な事例紹介が行われ、アーカイブ活動の実践例を通じた学びが期待されます。

未来のアーカイブの可能性



この研究会は、単なる情報交換にとどまらず、リアルとデジタルの融合が進む現代において、どのようにアーカイブが形成されていくのかという、未来への提言の場となります。参加者は考えを共有し、さまざまな背景を持つ人々と交流することで、具体的なアクションにつながる可能性も秘めています。

今後ますます重要性を増すアーカイブ活動に関心を持つ皆さんにとって、疲弊するモノのアーカイブ状況に触れる絶好のチャンスです。ぜひ、この機会に足を運び、新しい視点を得てみませんか?

登壇者と主催団体の紹介



登壇者には、秋田市を舞台に活躍する専門家が名を連ねています。武蔵野美術大学名誉教授で日本民具学会の会長を務める神野善治氏、京都市立芸術大学の佐藤知久氏、そして東京大学の寺田鮎美氏など、バラエティに富んだ視点が集まる予定です。

本研究会は、秋田公立美術大学の有志とNPO法人アーツセンターあきたが主催し、公益財団法人小笠原敏晶記念財団の助成を受けています。プロジェクト全体を通じ、地域と連携し、新たなアーカイブの形成を目指すこの活動に、ぜひ関心を持って参加してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
NPO法人アーツセンターあきた
住所
秋田県秋田市新屋大川町12-3アトリエももさだ内
電話番号
018-888-8137

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