神奈川の文化芸術が輝く「かながわミュージカルアワード」受賞団体発表

神奈川県では、地域の人々を魅了する文化芸術の推進活動「マグネット・カルチャー」、通称マグカルに力を入れています。この取り組みの一環として、今年度開催された「かながわミュージカルアワード」の結果が発表されました。

「かながわミュージカルアワード」について

この賞は、市民ミュージカル団体を対象にしたもので、公演の審査や評価を通じてミュージカルに関わる人材を育成することを目的としています。令和6年度には5つの団体からの応募があり、業界で専門的かつ豊富な知識を持つ審査委員たちがそれぞれの公演を評価し、受賞団体を決定しました。

審査委員

- 雲龍大祐 : 四季株式会社（劇団四季）取締役、執行役員（MD事業・カスタマー・劇場担当）
- 楫屋一之 : 神奈川県文化スポーツ観光局舞台芸術プロデューサー
- 萩原かおり : 昭和音楽大学音楽学部教授

受賞団体の発表

1位: 横浜市民ミュージカル公演実行委員会

「横浜市民こどもミュージカル「ワタシノユメ」2024」

- 賞金: 30万円

作品のあらすじ:
北海道から横浜に引っ越してきたミクは、演劇クラブに入部します。クラブは朗読劇「赤い靴」の稽古中ですが、突如降り出した雨で不穏な雰囲気が立ち込める中、彼女たちは1976年にタイムスリップしてしまいます。人情や人間関係の大切さを描いた感動のヒューマンミュージカルです。
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2位: ふじさわ市民ミュージカル

「Dear my friends」

- 賞金: 10万円

作品のあらすじ:
落ちこぼれ魔女メアリーは「人の気持ち」を理解するために人間界に挑戦します。同い年のマリーと友達になった彼女は、怪盗団による秘宝の盗難に巻き込まれ、友情の重要性に目覚めていきます。
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3位: 港北区民ミュージカル実行委員会

「VOL.19 『リンク』」

- 賞金: 5万円

作品のあらすじ:
新開発のXRゴーグルを体験するために集まった人々が繰り広げるバーチャルトラベルのお話。奇妙なメールから始まる彼らの旅が楽しさを引き出します。
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受賞した横浜市民ミュージカル公演実行委員会には、令和8年度中に県立青少年センター紅葉坂ホールでの上演権が授与されます。この上演権は1位の団体が辞退した場合、2位の団体に移譲される仕組みとなっています。