『シャープさんフラットさん』
2026-06-20 18:17:20

KERA CROSS第七弾『シャープさんフラットさん』が東京で開幕!

KERA CROSS第七弾『シャープさんフラットさん』が東京で開幕!



ケラリーノ・サンドロヴィッチによる戯曲をスタイリッシュに舞台化する連続上演シリーズ、KERA CROSSの第七弾として『シャープさんフラットさん』が東京の紀伊國屋サザンシアターで6月19日に初日を迎えました。演出を手がけるマギーは過去にもこの作品に出演しており、深い理解と情熱を持って新たな形に仕上げています。観客の期待を集める注目の公演がついに始まりました。

物語の舞台は1990年初頭、バブル経済の崩壊を迎える時代背景のサナトリウム。ここには、入居者がリラックスできる談話室や設備が整っていますが、各々が抱える家庭の事情や心理的な問題が描かれています。サナトリウムの設定は、単なる療養所というよりも、避暑地のホテルに近い贅沢さを持ちつつ、裏側には病や苦悩が潜んでいます。

最初に現れるのは、主人公ケムリ(柄本時生)がソファに突っ伏している姿。彼は劇作家として“笑い”を追求しており、彼の周囲には個性的な入居者たちが集います。ケムリの父親(田中俊介)や、精神を病んでいる妻を持つ研々(マキタスポーツ)、反抗的な娘を見守る音波(堀部圭亮)など、それぞれ異なる背景を持ったキャラクターが展開を面白くしています。物語が進むにつれ、これらの人間関係が絡まり合い、複雑さが明らかになっていきます。

特に、この作品では「笑い」というテーマが繰り返し取り上げられています。ケムリが抱える笑いへの執着は、時にグロテスクでありながら、どこか愛らしい描写が施されています。彼が体験する幻想の中には、痛みや困難が織り交ぜられており、その笑いの過程が観客に深い感銘を与えます。

演じるキャストは皆、個々の役を見事に表現。高梨臨は恋人役としての微妙な心情を見事に演じ、安達祐実はまるで別人のような二役を巧みにこなし、彼女の演技力は今回の舞台で特に際立っています。さらに、南を演じるトリンドル玲奈も魅力的な一面を見せ、彼女の一生懸命さが物語のスパイスとなっています。

これからの公演では、成長するキャストたちが新たな色を加えることが期待されます。笑いや人間関係の機微を描いた本作がどう進化していくのか、観る者の期待は高まります。今回は、主に内面的な葛藤や喜びの交錯を象徴する群像劇として、観客に深い感動をもたらすことでしょう。

『シャープさんフラットさん』は、7月5日まで東京で上演され、その後名古屋と大阪にも巡演される予定です。この貴重な機会を逃さず、ぜひ観劇に足を運んでみてください。劇団の最新情報は公式サイトやチケット販売サイトでチェックできます。特に、KERAの作品にはまる方には、必見の舞台です!


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会社情報

会社名
株式会社キューブ
住所
東京都渋谷区東3−25−10T&Tビル 8F
電話番号
03-5485-2252

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