エックスモバイル、次世代格安スマホモデルを実現するため資金調達を実施

エックスモバイル株式会社が、株式会社ベクトルを引受先として第三者割当増資を行ったことが発表されました。この取り組みは、エックスモバイルが目指す新たな格安携帯電話モデルの創造に向けた重要な一歩となります。

X-mobileとは

エックスモバイルは、長時間のかけ放題プランを特徴とする格安携帯キャリアです。他のMVNOと異なり、全国に店舗を展開しており、その数は業界でナンバーワンを誇っています。この店舗出店は、顧客が料金や通話時間を気にせずに安心して通信サービスを利用できるようにするための重要な要素となっています。顧客は、店舗で直接サポートを受けることが可能で、利便性が高いところがエックスモバイルの強みです。

資金調達の目的

今回の資金調達は、同社が「誰もが気軽にスマホを使える社会を実現する」という野心を持っている中で、店舗の直営展開、他社MVNOのM&A、人材獲得、そしてシステム開発に充てることが計画されています。また、株式会社ベクトルを通じて広告やPR活動の強化にも資金が使われる予定です。

ベクトルについての概要

株式会社ベクトルは、戦略PRやIT広報、ソーシャルメディアを活用した先進的なマーケティングを行う総合PR会社です。アジア市場に強みを持ち、中華圏やASEAN地域での事業展開を進めています。上海、香港、インドネシアなど、複数の拠点を持ち、「アジアNo.1のPRグループ」を目指す姿勢が評価されています。

エックスモバイルの価値

エックスモバイルは2013年に設立され、NTTdocomoのネットワークを利用した格安スマホやSIMカードを提供しています。特に、高齢者向けに開発された「スゴい電話」など、特定のニーズに応じた独自商品も展開中です。現在は約80店舗を全国に構え、さらなる出店計画もあり、期待が高まります。

まとめ

エックスモバイルの新しい資金調達は、同社が目指す格安携帯電話のモデルを革新し、今後の成長を促進するための基盤を強化するものです。顧客にとっては、ますます安価で利便性の高い通信手段が普及することが期待される中、今後の展開に注目が集まっていると言えるでしょう。エックスモバイルの今後の動きに、ぜひ注視していきたいところです。