神戸ストークスの実証実験
2025-02-27 14:29:39

神戸ストークスが次世代型セキュリティゲートの実証実験を実施

神戸ストークスが次世代型セキュリティゲートの実証実験を実施



株式会社Integral Geometry Science(IGS)は、Bリーグに所属するプロバスケットボールチーム「神戸ストークス」と提携し、次世代型セキュリティシステムの実証実験を行いました。この実験は2024年12月7日と8日の2日間、神戸市立中央体育館において実施され、地域課題解決プロジェクト「So-I(KOBE BUSINESS PROGRAM)」に採択されました。

実証実験の背景


神戸ストークスは、興行時における来場者の手荷物検査を行っていますが、2025年に開業予定の新アリーナ「GLION ARENA KOBE」では、来場者の利便性向上と運営の効率化を目指し、手荷物検査の簡素化が急務となっています。この課題を解決するため、IGSが開発した次世代型のセキュリティゲートの導入を目的として、実証実験が行われました。

実証実験の概要


実証実験では、いかに新しいセキュリティゲートが機能するかを検証しました。具体的には、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン 第11節 神戸ストークスVSアルティーリ千葉」の試合において、実際にゲートを設置し運用しました。この実験は、多くの来場者の流れをスムーズに保ちながら、危険物の検知が可能かを確認するための重要なステップでした。

新型セキュリティゲートの特徴


IGSが開発したウォークスルー型セキュリティゲートは、様々な特徴を持っています。例えば、従来の検査方法に比べて検査時間が大幅に短縮され、リアルタイムでの高精度な検出が可能です。また、壁や床に埋め込むこともでき、通行を妨げることがなく、多くの人々が同時に検査を受けることができます。さらに、特許技術を利用することで、X線を使用せずに危険物を非破壊的に透視することが可能です。

実証実験の成果


実証実験の結果、2日間で2,000人以上の危険物検査を行い、その中で隠し持った銃やナイフなどを99%以上検知することに成功しました。特に、秒速200人までの検査が行えることが確認され、人々の流れを止めることなくスムーズな入場を実現させました。これは、今後のセキュリティ体制に大きな革新をもたらすものです。

神戸市とIGSの連携


この実証実験は、神戸市の支援を受けて行われたもので、地方行政とスタートアップ企業の協力によって地域の安全性向上を目指しています。また、この技術の普及によって、興行時の手荷物検査の簡素化や安全性の向上が期待されています。

今後の展望


IGSは、応用数学と最先端技術を駆使して、より安全で安心な社会の実現を目指しています。今回の実証実験の成果を踏まえ、さらなる技術革新に向けて取り組んでいく予定です。神戸ストークスとの提携は、未来のスポーツ観戦や大規模イベントにおいて新たなセキュリティのスタンダードを創出することでしょう。

この取り組みによって、無駄のない、安全な環境が整備され、未来の観客がより快適な体験を享受できるようになることが期待されます。IGSの次世代型セキュリティゲートは、今後の社会に大きな影響を与える存在となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社Integral Geometry Science
住所
兵庫県神戸市中央区熊内町六丁目4番1号熊内山本ハイツ103号
電話番号
078-335-6110

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