「いえらぶCLOUD」と「タダスム」の連携が実現
2024年9月から、株式会社いえらぶGROUPと株式会社タダスムが不動産賃貸仲介サービスで手を組むこととなりました。この提携により、いえらぶCLOUDを利用する不動産会社は、物件情報を簡単にタダスムに掲載できるようになります。これにより、業務の効率化が進み、エンドユーザーにも新たな選択肢が生まれます。
提携の背景
不動産賃貸市場は常に変化しており、特に最近の調査によれば、住まい探しで多くの人が感じている不満の中で「仲介手数料が高い」という声が最も多かったことがわかりました。また、2024年問題として取り沙汰されている物流業界の影響で、引越しにかかる費用が上昇し、多くの人が転居に関する費用面での課題を抱えています。
そんな中で登場したタダスムは、賃貸仲介手数料を無料または最大50%に抑えることができるモデルを採用しており、利用者から高い評価を得ています。このサービスは2021年に開始され、2024年3月末時点での累計利用者数は22,000件に到達しました。
連携による期待
今回の連携により、いえらぶCLOUDを導入している不動産会社は、物件情報をワンクリックでタダスムに掲載できるため、物件流通の効率化が期待されます。タダスムの代表取締役、澁澤勇輝氏は、この連携が「タダスム」の成長において大変重要な一歩であり、テクノロジーを活用することで正確な物件情報の提供や、不動産会社の業務効率化に貢献できると語っています。
タダスムのサービスについて
タダスムは、既存の賃貸ポータルサイトを活用し、利用者が自ら条件に適した物件を探すことを支援するサービスです。このシステムを利用することで、仲介手数料を無料にするか、最大50%に抑えることが可能です。コミュニケーションは主にLINEを通じて行い、契約までの各種手続きをオンラインで簡便に進められます。
利用者のニーズに応じたサービス設計が特徴で、例えば「自身で物件を選びたい」「来店の手間を省きたい」「初期費用を抑えたい」といった要望に応える形で展開されています。
また、タダスムのサービスサイト(
タダスム公式サイト)を通じて、詳しい情報を得ることができます。
いえらぶGROUPの理念
一方、株式会社いえらぶGROUPは、2008年に設立された不動産テック企業であり、「ITの力を使って不動産会社の業務を効率化する」という理念のもと、業界をサポートする多岐にわたるサービスを提供しています。この会社が提供するいえらぶCLOUDは全国25,000社以上に導入されており、SNSを利用したマーケティングや賃貸管理業務の代行なども手掛けています。
まとめ
「いえらぶCLOUD」と「タダスム」の提携は、エンドユーザーと不動産会社の双方にとって、効率的で魅力的なサービスを提供する可能性を秘めています。今後この連携を通じて、不動産業界の新たな発展が期待されます。
さらに詳しい情報は、いえらぶGROUPの公式サイト(
いえらぶGROUP公式サイト)や、タダスムの公式サイトをチェックしてみてください。