愛媛県 松山市 アキッパ 愛媛FC ニンジニアスタジアム

駐車場予約アプリ「アキッパ」を運営するakippa株式会社と、Jリーグクラブ「愛媛FC」は、愛媛FCのホームスタジアムである「ニンジニアスタジアム」周辺における予約制駐車場の開拓で連携することが決定しました。

この連携により、試合観戦時に事前予約できる駐車場が増加。車で来場するサポーターは、駐車場探しに時間を費やすことなく安心してスタジアムへアクセスできるようになります。さらに、駐車場不足による迷惑駐車の抑制や、駐車場収益による地域活性化にも期待されています。

愛媛FCは、愛媛県松山市を中心とする全県をホームタウンとし、試合時には県内外から多くのサポーターが訪れます。特に、四国同士のクラブ対戦時には「北四国決戦」「東四国クラシコ」などの試合名が付けられるほど盛り上がりを見せています。

しかし、スタジアムが位置する愛媛県総合運動公園には、他のスポーツ施設や動物園などがあり、収容人数約20,000人のニンジニアスタジアムに対して、5,000人以上の来場者が見込まれる際には駐車場が不足する状況でした。愛媛FCでは、臨時駐車場の用意やバス・車の相乗りを呼びかけるなどの対策を講じてきましたが、電車の最寄駅から距離があることや、小さい子供を連れての試合観戦など、車でアクセスする人も一定数おり、駐車場不足は慢性的な課題となっていました。

アキッパは、これまで全国30以上のスポーツクラブと連携し、試合時の駐車場に関する課題解決に努めてきました。今回の取り組みでは、アキッパの総代理店であるDeNA SOMPO Carlifeが、スタジアム周辺の企業や個人宅に対して、駐車場の貸し出し提案を実施します。

スタジアム周辺に事前予約可能な駐車場が増えることで、ドライバーは安心して試合観戦に集中できます。愛媛FCは駐車場不足を解消することで、より多くの人にスタジアムへ足を運んでもらう機会を創出でき、地域全体で駐車場の活用が進むことで、違法駐車の減少や駐車場収益の還元による地域経済の活性化にも貢献すると期待されています。

まずは、8月3日(土)に開催される徳島ヴォルティスとの「四国ダービー」に向けて、事前予約できる駐車場を増やし、多くの来場者が安心してスタジアムへアクセスできる環境を整えていきます。

アキッパは今後も、「困りごと解決企業」として、全国の自治体、プロスポーツチーム、地域の企業などと協力し、あらゆる駐車場問題の解決に努めていくとのことです。