アフリカビジネス拡大へ向けた新たな拠点設立
阪急阪神エクスプレス(以下、HHE)は、ケニア法人INTRASPEED ARCPRO(KENYA)LIMITEDがナイロビ近郊に新たな通関事務所を設立したことを発表しました。この事務所は、2025年7月1日から営業を開始し、主に通関手続きを専門に行います。
法改正に伴う新たな対応
2023年にケニア齢入庁によって改正された輸出加工区(EPZ)に関する法律により、EPZ内に出入りする全ての貨物には通関手続きが必要になります。この法律改正により、税関からの事前許可を受けてからの加工などの作業が義務付けられるなど、今後の運用が厳しくなりました。このため、HHEはEPZ内に新しい事務所を設けることで、税関および顧客との連携を強化することに決定しました。
新事務所のロケーションと機能
新しい事務所はナイロビ市中心部から南東に約30キロメートルの位置にあり、ジョモ・ケニヤッタ国際空港から車で30分程度という便利なアクセスがあります。通関担当者は週に3日ほど常駐し、スムーズな通関申告や手続きを実現します。これにより、EPZ周辺に拠点を持つ顧客への迅速なサービス提供が期待されます。
アフリカ市場の成長への対応
INTRASPEED社は1999年に設立され、南アフリカとケニアに拠点を置いています。特に、アフリカでのビジネス展開を強化するために、2018年にHHEの完全子会社となり、以降もそのネットワークを拡充しています。新拠点設立はその一環であり、顧客の多様なニーズに迅速に対応することを目指しています。
HHEは、地域密着型のサービスを展開しつつ、アフリカ市場での存在感をさらに高めていく方針です。今後も便利で効率的な通関サービスを通じて、顧客の期待に応え、ビジネスの拡大を図ることでしょう。
新たな通関事務所の設立は、HHEのアフリカにおける戦略的重要性を物語っています。法改正への適応と新たな拠点の設立を通じて、より良いサービス提供を実現し、アフリカビジネスの成長に寄与していくことが期待されます。