オフグリッドハウスが完成!
kameplan architectsと「みんなのオフグリッド研究所」が共同で手掛けた新しいモデルハウスがついに完成しました。この住宅は、私たちが追求してきたエコで快適な住環境を具体化したもので、今回の見学会では一般の方々から建築のプロまで、誰もがその魅力を体感できる特別なイベントが用意されています。見学希望者はぜひお越しください。
自立したエネルギーの未来
このオフグリッドハウスの特徴は、常に電力自給が可能な住宅設計であることです。独自に開発したエネルギー消費シミュレーションを基に、太陽光発電システムを駆使して電気を効率的に活用できる仕組みを実現しています。さらに、建物の断熱性能を高めることで、冷暖房に必要な電力量を大幅に削減しました。
実際、この住宅はほぼ電力自給によって快適に生活できる環境を提供しており、来場者は11月の完成以来2ヶ月近くの使用状況を直接確認する良い機会です。
詳細情報
- - 建築面積: 49.66㎡(約15坪)
- - 延床面積: 90.21㎡(約27坪)
- - Ua値: 0.24w/㎡・K
- - Q値: 0.26w/㎡・K
- - C値: 0.5㎠/㎡
- - 温熱等級: 7
- - 耐震等級: 3
この住宅の施工は、東京都国立市の「株式会社住宅工房」によって行われました。具体的な設備としては、南側に4kW、北側に2.13kWの太陽光発電設備、トライブリットシステムの14.9kW蓄電池、V2Hスタンド、太陽熱併用エコキュートなどが搭載されています。これらの機能により、普段の生活だけでなく、もしもの時にも安定したエネルギー供給を可能にしています。
kameplan architectsの理念
「出来るだけエネルギーを使わず、心地よく住まう住まいを作る」という理念のもと、kameplan architectsは数々の住宅を手掛けてきました。環境に負荷をかけず、地域資源を活かした住宅づくりは、これまでの生活を変える可能性を秘めています。最近の自然災害の懸念もアナウンスされる中、緊急時でも普段の暮らしを維持できる自立した住宅の重要性が再認識されています。
見学会では、電力自給を実現した住まいがどのような生活環境を提供するのか、参加者は自分の目で確かめることができます。コミュニティにこのような住宅が一つ加わることの意義は大いにあり、周辺の方々にも安心感を提供することでしょう。
まとめ
オフグリッドハウスは、将来的に持続可能な生活を持つための答えの一つです。見学会で体感できる未来の住まいの姿を、ぜひ自らの目でご確認ください。皆さんのご来場をお待ちしています!