第49回報知映画賞のノミネートが発表され、映画賞レースが本格的にスタートしました。
報知映画賞は、スポーツ新聞が単独で開催する初の映画賞として、1976年に誕生しました。
映画界の冬の時代と言われる中で、映画界を再び盛り上げたいという強い願いから始まりました。
同時期に始まった「報知映画賞・報知特選試写会」では、洋画・邦画1本ずつ、月2回の試写会を開催し、読者を招待しています。
読者参加型の映画賞として、読者が最も優れた作品や俳優を選ぶハガキ投票も募集しており、これが報知映画賞の大きな特徴となっています。
各賞は、作品賞、主演男女優賞、助演男女優賞、新人賞、海外作品賞の7部門に加え、第10回(1985年度)から監督賞、第42回(2017年度)からアニメ作品賞も加わりました。
毎年12月に行われる表彰式では、受賞者に賞状、賞金、そしてイラストレーターの和田誠さんデザインのブロンズ像が贈呈されます。
報知映画賞は、日本アカデミー賞やブルーリボン賞など、数々の映画賞の先陣を切って発表されるため、その年の受賞者・受賞作品を占う意味でも大きな注目を集めています。
今回のノミネートでは、話題作が目白押しです。
作品賞には、社会派ドラマから話題作まで、幅広いジャンルの作品がノミネートされています。
主演男優賞には、実力派俳優から若手実力派俳優まで、個性豊かな俳優たちが名を連ねています。
主演女優賞には、実力派女優から人気女優まで、幅広い層の女優たちがノミネートされています。
今後の選考結果が注目されます。