女子チームが激闘！さいたま市で開催されるノーマライゼーションカップ2025

ブラインドサッカー女子日本代表の国際親善試合開催！

2025年2月15日、さいたま市で「さいたま市ノーマライゼーションカップ2025」が開催されます。このイベントは、障害者と健常者が共に楽しむブラインドサッカーの国際親善試合で、女子日本代表と女子インド代表の対戦が行われる予定です。

スポーツの力でつながる社会

ブラインドサッカーは、視覚障害者のために特別に設計された5人制サッカーです。視覚を閉じた状態でプレーするこのスポーツでは、「音」と「声のコミュニケーション」が重要な役割を果たします。ボールには音が出る特徴があり、視覚障害者と健常者が協力し合い、共にゴールを目指します。この姿は、障害の有無に関わらず人々がともに生活できる社会を目指す「ノーマライゼーション」の考え方と深く結びついています。

事前体験やパフォーマンスも充実

イベント当日は、試合だけでなく多彩な体験ブースやパフォーマンスも用意されています。ブラインドサッカー、アーチェリー、ボッチャなどの体験ができるサブアリーナや、キッズチアや金管バンドの演奏など、多様なパフォーマンスが楽しめます。特に、埼玉T.Wingsの菊島宙選手も日本代表として参加し、地元の代表としての活躍が期待されています。

イベント詳細

- 日程: 2025年2月15日(土)

開場時間: 10:00
キックオフ: 14:00

- 会場: サイデン化学アリーナさいたま（さいたま市桜区道場4-3-1）
- 試合内容:

- メインアリーナ
10:45少年サッカーの体験
11:50ブラインドサッカー体験
13:40開会式
14:00キックオフ、ハーフタイムではダンスパフォーマンス
試合終了後、金管バンドによる演奏や表彰式も行われます。
- サブアリーナ
10時から14時30分まで：ブラインドサッカー体験、トランポリン体験、アーチェリー体験など様々なブースが用意されています。また、浦和レッズレディースによるサッカーゲームも開催されます。
- 多目的室
サウンドテーブルテニスやボッチャなどを体験できます。
- その他: スタンプラリー、飲食ブースも出店予定です。

入場について

入場は無料で、出入りも自由です。ファミリーや友人と共に楽しめる機会をぜひお見逃しなく！

さいたま市のノーマライゼーションの理念

さいたま市は、全国に先駆けて「ノーマライゼーション条例」を制定しました。この条例は、障害の有無に関わらず、すべての人が地域で安心して生活できる社会を目指しています。障害者を保護の対象ではなく、権利の主体として捉えることで、彼らも社会の一員として参加する権利があると考えています。

このイベントは、スポーツを通じてその理念を具現化する場です。多くの方々に参加していただき、障害に対する理解を深めていただければ幸いです。