障がい者の「仕事」と「住まい」を支援！Ponteとフィットが業務提携

障がい者の「仕事」と「住まい」の課題解決へ、Ponteとフィットが業務提携

少子高齢化が進む日本では、労働力不足が深刻化し、企業の競争力低下が懸念されています。一方で、障がい者雇用は年々増加傾向にあるものの、障がい者が働きやすい環境は十分とは言えません。

株式会社Ponteと株式会社フィットは、こうした課題解決に向けて、障がい者の「仕事」と「住まい」の両面を支援する業務提携契約を締結しました。

障がい者の「仕事」の課題解決

Ponteは、フィットが展開するスマートホーム事業における新築住宅の美装業務を受託します。障がい者と職業指導員によるチームで業務を行い、フィットが開発したシステムを取り入れることで、タスク管理の簡素化やコミュニケーションの円滑化を実現。障がい者にとって働きやすい環境を提供します。

この取り組みを通して、障がい者が技術やシステムを活用した働き方を習得することで、職業の選択肢を広げ、企業の労働力不足解消にも貢献したいと考えています。

障がい者の「住まい」の課題解決

障がい者が一人暮らしを希望しても、賃貸物件の入居を拒否されるケースは少なくありません。就労先が決まっても住居が見つからず、就職を断念せざるを得ない状況も発生しています。

Ponteは、フィットが管理する障がい者が入居可能な物件を紹介することで、障がい者への生活支援を強化します。地域や住居の選択肢を増やし、障がい者が安心して暮らせる社会の実現を目指します。

サステナブルな社会の実現に向けて

Ponteは、「全ての個性が輝く社会の実現」をミッションとして掲げ、障がい者雇用への理解促進に取り組んでいます。高い能力を持ちながらも、能力を発揮する機会に恵まれない障がい者が多く存在する一方、企業は働き手不足という課題を抱えています。

Ponteは、フィットとの連携を通じて、障がい者の「仕事」と「住まい」の課題解決に取り組み、障がい者も豊かな暮らしを築ける社会を目指します。徳島での取り組みを起点に、フィットのネットワークを活用し、全国展開を目指していく予定です。

株式会社Ponteについて

2022年1月11日に設立されたPonteは、日産サティオ徳島の新規事業会社です。障がい者の就労継続支援事業を通じて、働きたい障がい者と企業を繋ぎ、相互の選択肢を増やすサポートを行っています。

「Ponte」はイタリア語で「橋」を意味し、障がい者と企業の架け橋となることを目指しています。本事業は、徳島ニュービジネス支援賞2021大賞を受賞しており、その高い評価を受けています。