新たな人工骨材
2025-07-15 15:27:54

日本ストライカー、革新的な人工骨充填材「CBF」を来年販売開始

日本ストライカーが新たな人工骨充填材「CBF」を発表



日本ストライカー株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長:水澤 聡)は、2025年7月より新しい人工骨充填材「CBF(Cotton Bone Filler)」の販売を開始すると発表しました。この製品は、四肢に生じた不整形な骨の欠損部位を柔軟に補填できる特性を持っています。開発にあたっては、ORTHOREBIRTH株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:西川靖俊)との製造委託契約を結びました。

CBFは、従来のブロック状や顆粒状の人工骨と異なり、綿のように繊維が絡み合った柔らかい構造を持っています。これにより、粉砕骨折などで生じた不整形な空間にも、容易に形状調整が可能で、骨と骨の隙間にしっかりと充填できる操作性の高さが特徴です。さらに、この綿状の性質によって血液や骨髄液を保持しやすく、骨再生の環境を整える期待も高まります。

CBFは体内で時間をかけて吸収され、徐々に骨組織に置き換わるため、自家骨移植が難しい症例の代替材料としても使用できる点が注目されます。また、チッピング(意図的に細かく削った骨)との併用により、補填力を高めることも期待されており、高齢者の患者さんへの使用も考慮されています。

今後、CBFは2025年6月に発売予定の「バリアックス2橈骨遠位端用ロッキングプレート」との併用も視野に入れ、骨折治療の向上を目指す方針です。インプラントに補填材を組み合わせることにより、手術後の治療成績を向上させることを期待されています。

日本ストライカー株式会社は、日本の医療現場のニーズに応えるべく、トータルソリューションを提供するため独自の製品ポートフォリオ戦略を展開しています。医療を改善し多くの患者に質の高い医療を届けるために、さらなる事業提携も視野に入れていくとのことです。これにより、日本国内での医療の質向上に貢献し続けることを目指しています。

日本ストライカー株式会社について



日本ストライカーは、米国・ミシガン州に本社を置くストライカーコーポレーションの日本法人であり、医療テクノロジー分野においてグローバルリーダーとしての地位を確立しています。医療従事者と連携しながら、手術用機器、ニューロテクノロジー、整形外科や脊椎関連の分野などで革新的な医療機器やサービスを提供しています。毎年、世界中で1億5千万人以上の患者に貢献しているストライカー、として知られています。詳しい情報は、公式ウェブサイト www.stryker.com/jpをご覧ください。

製造販売業者:ORTHOREBIRTH株式会社
販売名:レボシス-JS
医療機器承認番号:30300BZX00095A05


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会社情報

会社名
日本ストライカー株式会社
住所
東京都文京区後楽2-6-1飯田橋ファーストタワー
電話番号

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