TELAが描く新しいシルエットの2025年秋冬コレクション

TELA 2025年秋冬コレクションの魅力

イタリアのウィメンズブランド「TELA（テラ）」が、2025年秋冬コレクションを発表しました。今回のテーマは「NEW SILHOUETTES（新しいシルエット）」。クラシカルな要素を現代的に再構築し、多彩なディテールを取り入れたアイテムで、モダンなエレガンスを表現しています。

コレクションの特徴

新作には、スカーフディテールを施したトップスや、タイトなペティートニット、立体感のあるバレルレッグパンツ、クロップド丈のアイテムがラインアップ。スカートは、ブランドの象徴でもあるプリーツに加え、独自のシルエットを提案しています。

ブレザーは、セットアップスタイルだけでなく、単品でも着用できるため、コーディネートの自由度が広がります。これにより、より柔軟なスタイルが楽しめるようになりました。

カラーパレットとデザイン

色彩では、グレー、ブルー、ブラック、クラウドホワイトといった「エターナルコアカラー」を基にし、カリーグリーンやトラバーチンナチュラルメランジといったニュートラルカラーが追加されています。さらに、コットンキャンディピンク、パステルイエロー、スカイブルー、ウォームパープル、ティール、メドウグリーン、ピスタチオグリーンなど、秋冬にふさわしい豊かなアクセントカラーも取り入れ、洗練された色合いを演出しています。

クリエイティブディレクターの言葉

TELAのクリエイティブディレクター、フェデリカ・モラは、ファッション業界での経験を生かし、女性のためのコンテンポラリーファッションを提案しています。彼女は、Max MaraやCERRUTIでのキャリアを通じて、マニッシュなテーラリングとリラックステーラリングを融合させ、現代女性にふさわしいスタイルを提供し続けています。

「TELA」という名前は、イタリア語で「シンプルな織物の構造」を意味し、フェミニンでミニマルな美意識を表しています。質感へのこだわりや緻密なリサーチから生まれるデザインは、一見シンプルな中にも深い意味を秘めており、ブランドの姿勢を体現しています。