2024年須磨フレスコボール大会の魅力に迫る!
2024年10月5日から6日の2日間、兵庫県の須磨海岸にて「JAPAN BEACH GAMES®須磨2024」が行われます。特に注目されるのは、一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)が主催する『JBG®須磨フレスコボールトリンカ&スピードガンマッチ2024』です。この大会はビーチスポーツの国際大会「World Beach Games」の招致プロジェクトの一環として、国内でのフレスコボールの普及を目指しています。
フレスコボールとは?
フレスコボールはブラジル発祥のビーチスポーツで、1945年にリオ・デ・ジャネイロのコパカバーナビーチで考案されました。競技の特徴は、向かい合った2人が協力してラリーを続けること。これにより「思いやりのスポーツ」となり、相手をリスペクトしながらプレーすることが求められます。
大会の見どころ
大会はビーチバレーやビーチサッカー、ビーチテニスなどの多彩な競技が一堂に会し、フレスコボールもその中心的存在となります。特に印象的なのは『トリンカマッチ』と『スピードガンマッチ』の2つの競技形式です。
トリンカマッチ
このマッチは三人一組で行われ、1人が軸となって他の2人と交互にラリーを続けます。制限時間は6分で、2分毎に選手のポジションが変わるため、ダイナミックな展開が見られます。ブラインドサイドのプレーや、思わぬトリックショットも観られるかもしれません。これはブラジルでも人気のスタイルで、フレスコボールの楽しみ方をさらに広げる役割を担っています。
スピードガンマッチ
こちらは国内初の公式戦として、各球の速度を測定し、そのスピードによって得点が与えられる新たなルールが採用されます。これにより選手たちはより高速でアグレッシブなプレーを展開することが求められ、観戦者にとっても緊張感ある試合を提供します。この技術を導入することは、JFBAにとっての大きな目標であり、新たな試みに期待が高まっています。
無料で楽しめる大会
大会の観覧は無料で、体験ブースも設けられる予定です。兵庫県明石市大蔵海岸にはJFBA公認の地域クラブ「フレスコボール明石GPA」も存在し、地域コミュニティの活性化にも寄与しています。フレスコボールを実際に体験することで、スポーツの魅力を肌で感じられる機会を提供します。
さらに広がるフレスコボールの輪
日本全国でフレスコボールの理解と普及を目指すため、JFBAは2013年に設立され、日本各地に地域クラブを増やす努力を続けています。フレスコボールは参加者同士のコミュニケーションを大切にし、地域社会の絆を深める役割も果たしています。大会を通じて、新たな仲間や友人と出会うチャンスが広がります。
この機会に、是非須磨海岸に足を運び、フレスコボールの魅力を感じてみましょう。2024年の須磨フレスコボール大会、あなたもその一部になります!