マインドフルネスで睡眠の質が2.3倍向上! 仕事のパフォーマンスも改善!
近年、睡眠不足が社会問題として深刻化しており、企業や保険者も健康経営や保健事業において睡眠の重要性に注目しています。そんな中、一般社団法人TMIPと株式会社Melon、株式会社ACCELStarsが共同で行った実証実験で、驚くべき結果が明らかになりました。
マインドフルネスの実践が睡眠の質を向上させ、仕事のパフォーマンスも改善するというのです。
実証実験の内容
この実証実験では、ACCELStarsの睡眠計測サービス『SLEEP COMPASS(スリープコンパス)』とMelonのオンラインマインドフルネスプラットフォーム「MELONオンライン」を用いて、参加者の睡眠状況と仕事のパフォーマンスを測定しました。
参加者は30名。1回目の睡眠健康度測定の後、参加者は「MELONオンライン」でマインドフルネス研修を実施。その後、再び睡眠健康度測定を行い、1回目と2回目の比較を行いました。
研究成果
1. マインドフルネス実践で睡眠の総合評価が29%向上
マインドフルネスを積極的に実践したグループでは、睡眠の総合評価が29%向上しました。睡眠時間やリズムの改善も大きく、睡眠の質が向上したことが分かります。
2. マインドフルネス実践で睡眠効率が2.3倍向上
睡眠の質の指標である「睡眠効率」は、マインドフルネスを積極的に実践したグループでは、そうでないグループに比べて2.3倍向上しました。
3. 睡眠効率が向上したグループは仕事のパフォーマンスも向上
睡眠の質が向上したグループでは、仕事のパフォーマンスも向上しました。日中の眠気や疲労感が減少し、仕事に対する満足度も高まりました。
4. マインドフルネスに加えて生活習慣の改善が重要
マインドフルネスを実践したすべての参加者が睡眠の質を向上させたわけではありません。睡眠の質が向上したグループは、アルコール摂取やブルーライトの使用、夜食などに対する行動変容が見られたことから、マインドフルネスに加えて生活習慣の改善も重要であることが示唆されます。
共同開発プログラムのリリース
今回の研究成果を受け、ACCELStarsとMelonは、睡眠改善のための共同開発プログラムをリリースすることを決定しました。このプログラムは、『SLEEP COMPASS』と「MELONオンライン」を組み合わせることで、企業や保険者が従業員の睡眠課題に取り組むことを支援します。
睡眠不足に悩む現代人にとって朗報
今回の研究結果は、睡眠不足に悩む現代人にとって朗報と言えるでしょう。マインドフルネスは、誰でも簡単に実践できる方法です。ぜひ、今回の研究結果を参考に、マインドフルネスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
各社の概要
一般社団法人TMIP
URL: https://www.tmip.jp/ja
株式会社ACCELStars
所在地: 〒839-0864福岡県久留米市百年公園1-1
URL: https://www.accelstars.com/
株式会社Melon
所在地: 東京都港区南青山6-2-2 南青山ホームズ301
URL: https://www.the-melon.com/