農業新聞が受賞
2025-12-08 16:23:49

気候変動対策で農業を支える日本農業新聞が環境大臣賞受賞

日本農業新聞、気候変動アクション環境大臣表彰を受賞



日本農業新聞が、2025年度の「気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞しました。これは、気候変動対策において顕著な功績を挙げた個人や団体に贈られるもので、日本農業新聞の活動が評価されました。

受賞の背景と評価



当社は農業界における気候変動の影響やその対策について、幅広く報道してきました。特に「みどりGXラボ」という持続可能な食と農を目指すコンソーシアムを通じて、農業分野での脱炭素化を啓発し、農業者の具体的な対策を支援しています。気候変動が農業の現場にもたらす影響を直視し、報道だけでなく実践的な解決策を提案する姿勢が評価されたのです。

この表彰は1998年度から環境省が行っており、今回107件の応募の中から29件が選ばれました。日本農業新聞は「普及・促進部門」の「緩和適応分野」で環境大臣賞を受賞し、農業関連での受賞は初めてとなります。

農業の気候変動への適応とその重要性



農業は気候変動の影響を最も受けやすい産業であり、近年では温暖化に伴う異常気象によって高温被害や作物の不足が報告されています。これは単に農業者の生計に関わる問題だけでなく、消費者の生活にも深刻な影響を及ぼしています。このため、農業分野での脱炭素化や環境負荷の軽減が急務となっているのです。

個々の農業経営や地域の発展と共に、気候変動問題の解決に貢献するために、私たちは情報の発信や実践的な対策の提案に力を入れています。日本の食文化を守るために、農業者が直面する現在の課題を理解し、同時により持続可能な未来を見据えた方向へ進めていく必要があります。

日本農業新聞の取り組み



「食と農の総合情報メディア」としての役割を果たす日本農業新聞は、農業の気候変動への影響を広く伝えるだけでなく、農家が実践できる適応策を継続的に紹介しています。その取り組みの一環として、シリーズ企画「暑さに克つ」では、米や野菜、畜産など多様な品目に対する適応策を100本以上の記事にまとめて発信しており、消費者や農業者とのコミュニケーションを深めています。

また、LINEを活用した「農家の特報班」では、農業者からの実態を定期的にアンケートしており、その情報を基にした連携を通じて、現場の声を直接社会に届けています。

未来に向けた「みどりGXラボ」の活動



私たちは、2024年にはみどりGXラボを設立し、オンラインセミナーや交流イベントを通じて、農業の環境負荷の低減に向けた取り組みを進めています。全1500名を超える会員が参加し、優良事例の表彰や政策提言を行いながら、企業や自治体、消費者とともに「持続可能な食と農」を実現するために取り組んでいます。

結び



気候変動は我々にとっての大きな課題ですが、その解決策は私たちの手の中にあります。日本農業新聞は、今後も農業界のリーダーとして、持続可能な未来を実現するための情報発信や取り組みを進めていきます。

成長し続ける農業分野を支えるために、引き続き気候変動問題への真剣な取り組みを続けていくことを誓います。


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会社情報

会社名
株式会社日本農業新聞
住所
東京都台東区秋葉原2番3号
電話番号

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